ウサギと暮らす。
ただでさえ手狭な部屋が、さらに にぎやかなことに。
息子が以前から犬を飼いたいと憧れていたものの、犬のお世話は当分先まで無理だから、「いつかね。」と先送りにしてきていたものの、つい先週、私たち親子は見てしまった、ウサギがとってもなついて小学生の男の子と暮らしている様子の動画を。。。。。
ウサギってかわいいんだね~!!こんなになついて 仲良しになれるんだね~!!!
動物なら インコかうずらか犬が大好きな私。
今はハムスターが1っぴき一緒に暮らしているけれど、息子には思うようにじっくり一緒に遊べない(時々指をかんできたり、しょっちゅううんちやおしっこをするから私が慌ててしまうため)から、ずいぶん欲求不満だったみたい。
ウサギなんて、自分ひとりだったら 飼ってみようなんて思いもつかなかった存在だったけれど、あんなに(それこそ犬のように)べったり一緒に遊べるかわいい動物ならば私も一緒に暮らしてみたい!!!
ペットショップに話を聞きにさっそく出かけ、ますますウサギを飼いたくなってしまった私と息子。
まず、噛みつかれないということがいい!!
サイズも大きくなりすぎない。
犬よりかは 管理が楽。(お外に毎日お散歩に連れ出さなくてもいい)
寿命も7~10年小動物にしては長い。
いろいろ良いところと、私たち親子でもきちんとお世話ができることなどの条件がそろって、クリスマスのプレゼントは ウサギに決定。
しかし、クリスマスまで待ちきれなかった息子君。。。。。。。。。
さほど好みのウサギさんに出会えたわけでもないというのに、もう今日買う!!!!!!! と言ってきかず、、、、、、、、、
もうクリスマスは何にもプレゼントは無しになっちゃうよ!
という脅しも効かず。
仕方なく、今一番気に入った(そして私が支払える種類の)ウサギを買うことに。
台風接近中の雨の中、かわいいウサギが家族の仲間入りをしました。。。。。
なんか、私の方が夢中になってしまう愛らしさなんだけど!
ドライフードを ボリボリ もぐもぐ 食べるしぐさや、どてっと臥せってねっころがったり、あくびをしたり 後ろ足で直立してみたり、前足で顔を洗ってみたり。。。。。。。。
ギザカワユス~!!!!!!!!!!!! (しょこたん)
名前を息子に決めてもらったんだが、
「えっとね~。。。。。うんと~。。。。。
シャ~シャ!!」
シャ~シャ ????????
なんか、下痢便を思わせる響きがするが、、、、、、ま、いいか。息子の決めた名前で。
でも、なんだかんだ
「ねえ、うさぎさん今お家で何してる???」
とか幼稚園の帰り道で聞いたりしてくるから、そのうち 自然に改名されちゃって、
「うさぎさん」
がお名前になるのかも!!
売れ残って大人になってしまって、値段が元の半額になっていた我が家のうさぎさん。
この毛色だったら 無理もないか? と最初は思っていたけれど、自宅に迎え入れたらもう「うちの子が一番!!」という境地になってしまい、そのまだらな毛色がまた愛おしくて愛おしくて!!
ギザカワユス~!!(使い方 合ってんのか??)
職場で出会ったキャラの濃い先輩
介護士の主任さんは若い男性。
見た目が 茶髪の前髪長め、目が隠れてしまいそうなヘアスタイルで、両耳にがっつり3ヶ所づつピアス。
カナダでだったら Tatooとかのアーチスト とかしていそうな、自分の友達にはいないタイプ。
初対面でびっくりして、
「こーゆー若者が介護士をするんだね。。。。。。珍しいな。。。」
と、興味深々!
患者さんとのやりとりなんかは、ほほえましくって、車いすのおばあさんを移動させてから
「はい、ここでいいかな?」
なんて言いながらほっぺたをむぎゅむぎゅ~って背後からしていたりして、
なにそれ~!!!かわいい!! あたしもしてほしい!
と、思ってしまった。
ほかのおばあちゃんのベッド脇でも、枕元の引き出しから大切なくしを見つけてあげて、
「ほら、ここにちゃんとしまってあったよ! なくなってないからね~。」
って話したりしていて、その時にその彼、ベッドに腰かけて話してるからその距離感にまたしてもキュンとしてしまった私。(どんだけ欲求不満なんだ?)
行動がかわいいのに、見た目がガッツリ ビジュアル系バンドとか趣味でやっていそうな怖い感じだったりするものだから そのギャップに 私はひとりで夢中になってしまう。なんなんでしょう?この興味をそそられる存在は?
普段はシフトがすれ違うことが多くてほとんど会話もできないんだけど、会話できそうなチャンスがあっても ちょっと怖くてこちらからは話を振れられないオーラがあるんだけど、あんまりにも気になっちゃうもんで、ある時聞いてみたんだよね。
「主任さんって、バンドとかしてますか?」
って。
そしたら、
「え。ぜんぜん。俺楽器とかできないんで。 でも 前にも言われたことあります、バンドやってそうって。」
と 淡々と答えてくれた。
私の中で、彼はOOO病院の ビジュアル系。
次に聞きたいことが もう一つあるんだけれど、、、、、、、
「主任さん、ひとりで地下に行くの、全然平気ですか?」
だって、怖いものなさそうなんだもん!!
仕事もてきぱきこなすし、本当に気になってしまう存在だわ。
御殿場高原に出かけたと 病棟にお土産のお菓子を差し入れしてもらったときにお礼を言ったら
「あ~、大したもんじゃないけど。」
と 照れ笑いしちゃって、かわいいっけ。 しかもビールをジョッキで10杯も飲んだとか話していて、その辺は見た目通り!
今度 病棟の忘年会があって、私も参加させてもらえるんだけど、その時に仕事場では聞けないようなことも聞けそうで、今からわくわくしている。
彼のほかにも 酒豪が多いみたいで、(なぜか医療従事者って 喫煙者 お酒好きが多い!)なんだか楽しい忘年会になりそう!
今日、直接の先輩とゴミ出しに出た時、たまたま私たちのまえを 歩いて通り過ぎた 電気の配線を調べるような業者さんの髪型がすごすぎて 笑えた。
波平さんのような頭なのだろうけれど、後頭部の髪伸ばしてあって、その毛をを思いっきりおでこのほうまでもってきてカバーしているおじさま。。。。。。。
私たちは真後ろから その不自然で不思議な分け目のヘアスタイルを突然目撃し(おじさんが前方の廊下から現れて 同じ方向へ歩いて行ったため)、2人して 絶句した直後 目を合わせて (す、すごいね~)と笑いをこらえていた。
「あの人 髪型が斬新すぎる! 雨にぬれたら 落ち武者だよ! 人と旅行とか行けない、温泉とか無理!」
って先輩が言うもんだから、申し訳ないけれど笑いが止まらなかった。
本人はコンプレックスで ああいった結果になったのだろうけれど、私は自然なままの姿が一番素敵だって思うんだよね。 下手に隠そうとしちゃうから妙なことになっちゃう。
個人的には 頭が薄い男性はセクシーだと思う。
今の仕事 と転職への不安
転職のチャンスをものにしたというのに、いまだに揺れている私の気持ち。。。。。
初めて飛び込んだ介護の現場。
ものすごく緊張して面接に挑み、面接した直後に病棟を見学して回った後に
「私にここで働く器量は、、ないと思う! でも、働いてほしいアピールがすごかったな。。。。。。。。断るのもせつないし、どうしよう。。。。」
と悩みまくっていた私。
結局は 断る勇気が持てなくて、「えい~!!なるようになれ!」 と就職を決心して働きだした。
そしたら 意外や意外。
やりがい、達成感がものすごくって
「この職場に出会えて幸せ」
と毎日感じている。
看取りの看護、介護の病院だから、初めはその独特の空間と気のようなもの、そしておむつ交換のにおいに少し苦労したけれど、生きていくこと死んでいくことについて、考え方や意識が少し変わった。
もうすぐになくなっていくであろうお年寄りだったり、信じられないほどあっけなくお別れがきてしまったお年寄り、信じられないようだけどこれが自然なんだ、産まれたからには死ななくてはならないあたり前のことに含まれる それぞれの人生のドラマに触れて
「1日 1秒が大事。」
ということを毎日感じている。
私は患者さんのお世話よりも、掃除シーツ交換、洗濯や洗い物といった雑用が仕事なので、 下の世話から食事の介助まで、夜勤を含めてさらに遅番早番など バラバラのシフトで大変な仕事をされている介護士さんたちに感心するとともに、感謝し励まされている。
臭いのが耐えられないなどと 弱音は一切吐けない。
埃や細菌が空気中に多いのだろうか?しょっちゅう気管支のトラブルを起こしてしまい毎月苦しい時間があるんだけど、それでもこの仕事が楽しくて。
優しい仲間と、患者さんの言葉に救われている。
できれば転職したくない。
でも、給食室は一番希望していた仕事。。。。。。
願っていた仕事のオファーは今後もらえない可能性も高いし、そもそも もうそちらに
「お願いします」
と返事もしてしまったわけで、今更 それこそ断りにくい。。。。。
給食室での仕事がうまくできなかった場合、また今の職場に戻れるのならばよいけれど、そんな虫のいい話あるはずないしね。。。。。
もう、私っていったいなんなんだろう?
今の仕事の一番のメリットは、きっと
「家に仕事を持ち込まなくて済むし 育児を最優先にすることが許されている」
ということだと思う。
長い目で見てみて、今どちらの職場を選ぶべきなんだろうか?
体力的にも 今の仕事なら続けていく自信があるんだけど、給食室で時間に追われて働くストレスに自分は耐えられるのかしら?
耐えるしかないんだけどね。。。。。。。。
がんばるなと言われても 頑張ってしまう性分だとは思うから、あとは自信を持つのみ。
揺れても、悩んでも 前にしか進めないのだからね。
願っていた仕事のオファーが。 でも、今の仕事を辞めたくない。。。。。
生活のために 強いて言えば 仕方なく選んだ今の仕事。介護の現場。
この職場にたどり着くまでに 自分の中で一応は理想があって、妥協もあって、
「息子が通う幼稚園の給食室のスタッフをやりたい!」
と春には考えていた私。
息子の傍にいられるし、長期の休みには同じように休みが取れそうだし っていう条件で 一番働きたい場所だった 幼稚園の給食室。
4月には まさか 求人なんて出ないだろうな と思い込んでいたのだけど、園のお便りで
「新たに OOOOO が スタッフとして従事しています」
というのを知った時に
「え~~~~~!!! 私も働きたい~!!!!!!」
と悔しがった私。
ダメもとで 幼稚園の理事長に 直接交渉してみた。
自分が卒園児であるという コネを最大限利用しようじゃないか!こんな時は!!
と、いつになく 鼻息荒く 「ここで 働かしてください!!」って アピールしたんだよね。。。。。。
4月の その時点では 当然
「申し訳ないんだけれど、今はちょうどスタッフを補充してしまったばっかりで、空きがないから。。。。 でも 頭には あなたのことを置いておきます。」
という 理事長のお断りをもらってしまった私。
で、7月から今の職場で仕事を始めたわけだけども、私は今の職場が大好き。
たまたま 恵まれただけかもしれないけれど、配属先の病棟の看護師さんはじめ 介護士さん達、直接の先輩 から患者さんまで、みんな みんな とっても 大好きで、
「ずっと 一緒に働いていたいな~」
と思える環境。 仕事内容も、自分が気管支炎や扁桃腺炎で苦しい時だって、こなしてしまうパワーが出せるもので、大好き。(これは自分でも意外だった、これほどまでにこの仕事を楽しめるなんて)
いろいろと 軌道に乗ってきた 今のタイミングで、突然現れた仕事のオファー。。。。
来年4月から 給食室ではたらきませんか? 毎日パンを焼けるわけでは ないけれど、もしまだ その気があれば、お返事ください。
と。。。。。。。。。
道が開けたような 険しくなってしまいそうなような。。。。。。。。
介護の現場。 私のジレンマ
私は、職場では資格がないから 患者さんに触れる作業はできない。
あくまでも シーツ交換やお掃除、ベッドメイクや洗い物、洗濯などを担当するスタッフ。
お掃除で、病棟の全部の部屋を回り ベッドの柵を拭く作業で患者さんに語り掛けたりする交流は持てる。
看護師さんや 介護士さんたちは、痴ほう症であれこれ物を要求する患者さんに いちいち付き合わず、突き放すような物言いをしたり、上手にごまかして交わしたりしているの日常。
私が患者さんから要求をされて、看護師さんに報告して
「あ~、あの人、いつもそういうから、ほっといて。」
とか
「もう いちいち聞いてこないでね」
とか煙たがられてしまって、落ち込んだ時期もあった。
自分がそうされたら悲しいと感じる態度はしたくないから、ついつい患者さんの思いに寄り添いたくなってしまうけれど、忙しく業務をこなしているナースさんたちにとっては
そんな暇ない!
とはねのけたいことが 多いのでしょう。。。。。。。。。
例えば、患者さんの家族から
「もっと要求を聞いてあげてほしい」
と訴えられたら
「だったら 自宅で介護しろよ!」
と言われてしまいそう。。。。。。。。。
そうなんだけどさ。
なんか、気持ちが落ち込みがちになってしまう、あまりにも現実が厳しいと。
でも、中には温かい対応ができる介護士さんもいる。
そういう介護士さんに 癒されて 励まされながら 今日も頑張れた。
優しい人は 優しい。
私も 優しい人でありたい。
靴を つく とは呼ばないが、く と つ が ひっくり返る息子の言葉。
4歳児の かわいい日本語。
「つくした はいたよ~!」 (靴下)
「ママ、今日も 一緒に つっくいて寝よう~!」(くっついて 寝よう)
くつは ちゃんと言えるくせに、靴下とくっついて と言いたいときには間違って発語する最近の息子。
かわいい~!!!
特に つっくいて寝よう~!!!!!!
は、思わず顔がにやけてしまうくらい嬉しい。
最近性欲がなさすぎて やばいな とおもっていたけど、 母性が強くでているせいかも~!!!!!
母 と 妻 を両立するのは私には無理だなって思ってしまった。
息子がハーフな見てくれをしていると、周りの人は「この家庭には外人がいる」と判断する。
みんな、教育熱心で、こと運動機能と語学(英語)を早く伸ばすことに関しての 親御さんの熱意には、頭が下がる思い。
英語なんかは、「幼児期が大切~!!」と刷り込まれているかのよう。
息子は 子父がケベックの白人だから、 アジアンな私と「ちょうど半分こ」 な感じでハーフな見た目をしている。
私は見慣れてしまっているのか、あまり白人の要素を感じないのだけれど、見知らぬ人から
「もろ ハーフな感じだね~! 国はどこ?」
と 唐突に聞かれたりして 驚く。
今日は 息子が通う幼稚園で 某英会話教室の体験会があって、 参加していた親子が 体験会を終えて 別の習い事をしていた私たち親子の前を通り過ぎていった。
子供さんのほうに
「どお? 楽しかった?」
と 声をかけた私に、その子のママ、
「 パパに教わりたいくらい~!!」
と 半ばがっかりしたような表情。
パパ? ん?
あ、子父のことか!
と気が付くまでに かなり時間がかかってしまった。
一緒に 暮らしていないんだよ~~~~!!!!!!!!
と宣言したい気分。
きっと、同じ幼稚園に通う子供たちの親御さんたちの中には
「いいな~! 自然にバイリンガルに育てられて~!!!」
とうらやまし思っている方々がいるんだろうな。。。。。
とんでもない!
子父と同居してないどころか、養育費ゼロで家計は火の車、子父はカナダで自由に恋愛しながら 息子と離れ離れにさせられた 犠牲者面して、 楽しく暮らしていますわ~!!!!
と、説明したくなってしまう。
私も うっぷんをためすぎてしまってダメね。 毒吐いちゃう!
本物の インターナショナルなご家庭を見て、私も
「いいな~!!!」
と思ってしまうから、気持ちは本当によくわかるんだけどね。
私に 外国人の伴侶を期待されても困るのよ~。日本では、本当に誰からも相手にしてもらえなかったし、相手にしてもらえないんだから、私は~!!!!!