ついてない。。。

今日は内反足の装具、デニスブラウンの作り変えのために、装具屋さんに診て貰う為に 子供病院にでかけた。

午後一番の受診13時の予約だったので、どれだけ待つのか分からなかったけれど、病院に到着する3分前に息子がお昼ねをはじめ、ベビーカーに乗せ換えても眠ったままでいてくれたので、

「よかった、このまま採寸まで 寝たまま終わってくれたら 最高!!」

と思いながら、診察を待つ廊下で待っていた。

13時をまわって、一番に呼ばれたのは私達より先に待っていた親子。次かも、と期待しながら待っていたら、3歳くらいの子供がテンション高めにやってきた。声大きく、足音も激しくて、うるさい。。。。。。。。。

息子が寝てくれている、(寝てくれることを願って 朝早くから 散歩に連れて行き、蚊にあちこち咬まれながら、ご機嫌取りをがんばった私としては、努力した甲斐あった!!) 起こされたくない!!   お母さん、一言注意してくだされ。。。

心で願ってもダメなもんはダメなもので、やかましい足音はエスカレート、しゃべるのもやめない、、、、、、、お母さんは 咳を ケホン ケホン していてこれまた うるさいし、 マスクもせずに 咳をまき散らかしている神経が許しがたかった。

(子供病院には、大事なオペを控えている患者さんもいるので、感染症などの危険性のある人は院内に本来入ってはいけないのである。  たとえ風邪でも、免疫の弱い子供のことを考え、マスクなどの配慮はすべきだと私は思う。)

耳障りな音に 何事かと 目を覚ましてしまった息子君。 目覚めた場所が 見慣れない場所だったこともあって、機嫌悪く目覚めてしまった。   私としては 「くそっ!!」  である。 あ~~せっかくねていたのに~~~~!!!!!!

名前が呼ばれて、装具屋さんに診てもらうときには、怖がってしまって暴れて らちがあかない状態に。  「くっそっ」 あの親子への腹立たしさが!!!  装具屋さんも困ってしまって  「落ち着いてから見せてください」 というが 落ち着かせて部屋をノックしたら 「待っててください」 と言われ、長持ちしない息子を おとなしくさせておくのに てんやわんや。

だいぶまって、やっとみてもらったものの、 「これは 作り変えかな?? 先生に聞いてみましょう。」 と言われてしまい 今度は先生待ち。。。「今日は作り変えのために来ているし、2週間前の受診で先生が装具を作り直しますっておっしゃっていましたが。 」   と説明したが、先生に診てもらうようにと言われてしまう。

待っている間、はっきり意味のない受診だと実感する。 先生は作り変えましょうと 2週間前と同じ事を言うだけなのだろうに、、、、、、なぜそれを待つ??  2度手間なだけなのに。。。。。。。。。。   悶々としながらも、あっちへ行けの息子の指示通りに動いて、息子を退屈させないようにする。。。(これが ヘルニア泣かせ)  不愉快に汗をかき、苛立ちを覚える怒りの矛先は、あの親子。。。

完全に被害者意識である。   こんなことなら うるさい と思った時点でこちらがあの場所を離れるべきだった  と とことん反省。

やっと呼ばれて 先生に受診。  「そうですね、4歳くらいまでは使っていただくことになるので、大きめに作ってもらいましょうね」  と、前回は聞かなかったコメントをいただき、なんとなく 無駄に待ったという気持ちが半減。

それにしても、もう1時間半も息子はぐずっており、それを絶えずなだめている私の体力も限界よろしく。   もう待てませんし、 これ以上息子が採寸におとなしく付き合ってくれる気がしません  ってことで、今日行われる予定だった 装具の採寸を 別の日に再度予約を取ってもらい、帰宅することに。

装具を作りなおすことは 決まっていたのだし、最初っから採寸に入っていたら、とか

あの親子にあの場で 出くわさずに済んでいたら とか、 くさくさした気分で病院を後にした。

 ぐずってしまった 息子をなだめる私を冷ややかに見てくる人が多かった中、「嫌だよね~~」 と息子の気持ちに 同情して 励ましの声をかけてくれた 3~4カ月(かもっと小さい)赤ちゃんを連れていた ママに 心が救われるおもいがした。

息子がビビッて 泣くもんだから、おりこうに待ってた 彼女の赤ちゃんまでも一瞬もらい泣きしてしまったというのに、あったかい対応が 本当にありがたかった。

公共の場にいるとき、 日本人特有の 冷たい視線とか 見てみぬふり を あいかわらず やっぱりいやだな と感じる。例えば、人がすべって 転びそうだったりって時なんか、日本人は  「うわ、あの人 恥ずかし!!」 と冷ややかに笑うのである、だからこけそうになった 本人は ものすごく恥ずかしいおもいをして、そそくさとその場を去るのだ。 カナダでは 凍った足元で つるっとしても、 近くに誰かいて、それを見ていたら、たいてい見ず知らずの誰かと笑いあった一言二言会話するきっかけになったりしたもので、そういう感じが 好きだった。

私に声をかけてくれた ママは カナダを思い出させてくれた。