その機能、いらない。

トイレの進化。  日本は素晴らしい!!

誇らしい と 思う。

マドンナが 日本のトイレの便座が暖かかったことに感激したという話を聞いた 高校生の頃は、自分の手柄でもないのに、得意げであった。

 

現在の実家のトイレは、  全自動。

センサーの働きで、トイレのドアを開けたら便座のフタが自動で上がり、ぷしゅ~ っと抗菌だか 除菌だかのスプレーが便器になされる。

用を足した後は 自動で流れ、フタがしまる。  もちろん 便座は24時間暖かい。

 

こんな ハイテクな全自動トイレを選んだ 母は、 得意げである。

カナダの私の部屋に滞在していた頃、 何度も流し忘れ、 私を呆れさせていた。

トイレを流し忘れるという失態を

「つい 忘れちゃう!!  家のは全自動だから!」

っと笑う母が、得意げなのも腹立たしかった。   危機感もってくれよ。。。

 

公共の場で、トイレの水が自動で流れてくれることは とってもありがたい。 そうあってほしい。  けれど、自宅はそんな機能は 無駄だと感じる。

便器のフタくらい、自分で上げ下げできるし、  除菌機能などついていなくても 綺麗に使い、まめに掃除をする癖は 長年の一人暮らしで 身についている。

便座だって、座るのは一日のうちで5回から10回の間だろうに、そのためだけに電気を使い続けるなんて、もったいない、カバーをかけておいたら ヒヤッと冷たい感じは軽減できる。

 

これも 価値観の違いだからしかたないけれど。

毎日 トイレを使うたびに

それくらい 自分でできるわい!!!

と勝手に動くトイレに腹を立てている。