子供と 父親の距離
生後4ヶ月で日本とケベックという 遠距離親子という生活を強いられている 息子。
今年の4月にパパが日本に遊びに来てくれたときは、やや人見知りな感じで、パパと呼ぶけれど、半分は他人と接しているかのような態度であった。
なんか、わざわざ はるばる日本まで来てもらったのに、ごめんね。
そんな申し訳ない気持ちがあった。別れの帰国の日には、空港まで見送りに姉夫婦が車を出してくれたのだが、息子は5ヶ月年上のいとこを追いかけて楽しく走り回るのに夢中で パパそっちのけ。
まだ状況が理解できていなくって、無邪気なもので、私としては気が楽であった。
他の家族は パパとママと一緒に暮らしているけれど、 家はママだけ。そんな事情をだんだん理解しはじめているような息子。
今日は久しぶりに カナダのパパにSkypeでビデオコールをしてみた。
すると、長らく見ていなかったパパの顔なのに、ビデオの画面にあらわれたとたんに本当に照れくさそうに もじもじと私の後ろに半身隠しながらパパを見るのである。
パパがふざけた顔をすれば げらげら 笑うし、パパ! Daddy! と呼びかけて、張り切っている。
息子には 既にパパの存在が特別になっている様子で、ほとんど顔を見られないし、Skypeだって半年ぶりくらいの久しぶりなのに、驚いた。彼が自分の父親であるということを忘れていないのが嬉しかった。
けれど、Skypeを終えようと おやすみ の挨拶を済ませたら、即 自分のおもちゃで遊び始めた息子が、 私が「またね~!」 とパパに挨拶し、Skypeが切れると、その音に反応し、PCの画面を振り返り、そこにパパがいないことに気がついたら とたんに
「パパ~~!!」
と口をへの字にして泣きそうになってしまった。
これは とっても切なかった。 おもちゃで遊んでいるとき、きっと息子はパパが見守っていてくれていると思っていたはず。 そして それが嬉しかったのだと思う。 こうなってくると 父親と離れ離れでいる生活が 息子にとって悲しいことだと感じられることになってしまいそう。。。。。。。。
ごめんね。
あんなに嬉しそうに パパ!! って言われると、父親と引き離してしまっていることを 申し訳ないと感じる。
パパの分まで息子を幸せにしたいと思っていても、無理な話なのではないか? と弱気になってしまう出来事であった。
Then what can I do ????? What should I do?????
最善の答えは見つかるだろうか??