心のよりどころ
宗教を信仰するということは、生きていくにあたって安心感を得るということが目的であると、仏教の和尚さんが話されていました。
誰だって 安心して生活したい。
安心感って大切だと思う。
パワーストーンなども、安心感を求めて身につけたくなるのではなかろうか。
昔の雑誌の最後のほうに乗っていた うさんくさい広告の、わざとらしい「夢が叶いました!」とか「どんどん人生が好転した!!」とか、「恋人ができました」みたいな報告が、
そんなの嘘だ~。やらせでしょ? だって そんなことで悩みが無くなったらだれも苦労しないよ!!!
と冷静に思わせたし、なんだか 楽をして願いをかなえようとする下心が良くない気もしていた。
そんなわたしも、20代で友人が好き好んで身につけていたターコイズを
「旅人を守るって言われている石なんだよ」
とサラッと言われただけで興味を持ち、なんとなく色の好みがターコイズではなくってもっと薄い水色をしたラリマーという天然石だったので、青い色の石を多く取り扱うシルバーアクセサリーのお店で買って、長らく身につけていた。
天然の石だから、一点もので、まったく同じものは他に無い とか どっかの国ではお守りとされている とか そういうことにロマンみたいなスペシャル感みたいなものを感じて、それこそ自分だけのお守りみたいな 心のよりどころのように大切にしていた。
高価なものでもないし、ものすごい願掛けをしたかったわけでもないけれど、身につけていると心が安らぐような、やっぱり安心感があった。
それが無いと悪いことが起こるのではないか?みたいな恐怖を感じてしまうようではダメだと思うけれど、なかなか節度を持ってパワーストーンを身につけていられたなと、我ながら思う。
恋人から贈られた指輪を大切に いつも身につけている幸福感を感じていたと思う。
人様から指輪を贈ってもらうことなんて、無いんだろうな~と昔から漠然と信じて生きてきた、そのことが現実となって今まで来ている。
信じていることが起こるようになっている みたいなスピリチュアルなアドバイスが当たっている感じがする。前向きに、自分は幸運の持ち主。すべてが上手くいく人生だと根拠のない自身を大いに持って生きたほうが、良い様だ。
宝くじを買っても どうせ当たらないか。。。
と考えることなく、当たっちゃったらどうしよっかな~!!と能天気にワクワクして生きていられたほうが幸せ。
自分だけの心のよりどころを持った上で最大限の努力をして生きる。 理想です。