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自閉症の特徴 感覚過敏(洋服)

診断が出るまでは、うちの子は こんな感じ  といった大らかな受け止め方であまり気にしてはいなかったけれど、診断がついてからは なるほどねぇ といった気持ちで受け止めることが多くなっている息子の様子。

 

感覚についての過敏さ。

 

息子は長袖、長ズボンが 半袖 半ズボンに切り替わる衣替えの時期に、その肌触りの変化にイヤイヤが出た。(1歳の1年間はそんなことなかったけれど、2歳を過ぎてから着るものの感触へのこだわりが強く出始めた)

もう長袖なんか着ていたら暑すぎてのぼせてしまう というぎりぎりまで本人の好む長袖をリクエストされたまま着せていた。

 

気候に合わせた衣服を着てほしい私は

どうしてこんなことでぐずるんだ?  なに?このこだわり??

と困惑していたし、困っていた。

でも本人が嫌がるものを 押し付けて強要するのもつらかった。まだ小さいのにって。

 

しかし、酷暑の中長袖で通すのは危険。   うまいこと 本人をその気にさせる話術でごまかしながら、なんとか半袖に移行させられた。

息子に効果がある言葉は  「これ、かわいいからきっと OO(いとこの名前)が見たら’’かわいい!!私も着たい!!!」っていうんじゃない? という 息子が一番心を許していて、それでいてライバル視してもいる存在である5カ月違いのいとこの名前を出して、やる気を出させるものである。

そして、嫌がっていた半袖に着替えられた時には、

「ほら~!!!すごくかっこいい!!OOちゃんもきっとこれをみたら かわいいのきてるじゃんっていうと思うよ~!!」

と大喜びしてあげる。(実際着てもらえて嬉しいから ほめすぎちゃう)

 

七五三の衣装なんかは、初めから とにかく着ていて苦しくないもの をと考えていたので、着物ではなく、スーツを用意した。西松屋さんで、6千円くらいで購入したものだけれど、とても仕立てがよく、シャツとズボンは自宅で洗濯してもピシッとしていて丈夫。 お参りに出かけるときと、いとこと写真を撮りに出かけるときと2度着てもらったけれど、シャキッとしている。

 

スーツのシャツは着たことがない素材だから、きっと嫌がってしまうとビビっていたけれど、スーツの買い物の時点で、

「見て~これ!!!!  かっこいい~!! おまわりさんみたいじゃない?」

と大げさにアピールし、ジャケットを羽織らせて べた褒めすると、本人もとてもうれしそうに 張り切って 手を腰に当てたりしていた。(うまく着てもらえそうかも!  と好感触に興奮する私)

そして、スーツを着せる前日には

「明日は これを着てお巡りさんみたいに、かっこよくなるんだよ~!! すごいね~!!いいね~!!」

とあらかじめ伝えておく。

当日、さ~、かっこいいおまわりさんになれるかな???  と乗せて、その気にさせて、さささと着つける。

憧れのお巡りさん という存在が良いのか、息子は激しく嫌がることもなくきちんと着ることができた。

ただ、 シャツのボタンを一番上まで留めてしまうときついらしく、嫌がってしまったため、一番上のボタンは留めないでおいた。  ネクタイで隠れてしまうので、問題なかった。 ネクタイもきっちりだときついと言ったので 緩めに着けておき、写真を撮るときに ちょいちょい気を付けて、ずれて曲がってしまっていないように直しながら過ごしていた。

 

これが袴などで、着付けを誰かにお願いしてってことになるともしかしたら嫌がってしまってどうにもならなかったけれど。。。  私に 絶対和服を着せたい というこだわりがなかったもので、 3歳のお祝いは 「本人が快適にお参りできること」を最優先に考える形で 無事済ませることができた。

 

7歳には、袴も素敵かな? 

と思うけれど、無理なら無理でも構わない。

でも、 ぐずっちゃって大変だったんだよ~~  なんていう思い出話を残すのも それはそれで素敵なんだよね。

私の3歳の写真なんて、 笑顔で撮れているものがほとんどない。。。  もともとへの字の口が、思いっきりへの字で(口紅塗られてるから目立つこと~) ハレの日に 一体なんでこんなにふてくされているんだ??? と小学生になっていた私は自分の写真を見て思っていたもん。

 

うまいこと 本人をその気にさせることでごまかせるなら これは自閉症の特徴とは違うのかもとも思うけれど、、、、

手を洗うときなどに腕まくりをすることも、今は嫌と言わないけれど、きっと苦痛なんだと思う。

手を洗い終わると 速攻腕まくりした袖を下げている息子。

その姿を見るたびに「頑張っているな~~。かわいいな~~。偉いな~~」 と感動する。

 

半袖が苦手なように、半ズボンもダメで、 ユニクロのレギンス7分丈のものを春先に着せようとしたら、足首と膝の間にあるレギンスのすそを 必死で下げようとして、何としてでも足首までレギンスを伸ばそうとしていた。  これは ごまかしがきかなくて、顔を真っ赤にして泣きそうになりながら嫌がってしまっていたため、諦める。

朝起きたとき、パジャマのズボンがずり上がっていたりしても、速攻下げる息子。

ある時、息子と一緒に私の母を起こしに行ったとき、ベッドのふちで座っていた母のパジャマのズボンが片足だけ膝のあたりまでずり上がっていたのを 息子が 母の足元にしゃがみこんでロールダウンしたことがあって、とってかわいらしかった。も

 

じぶんがそうなっていたら嫌だから、ばあばのも直してあげたんだね って大笑い。

翌日から、ばあばはまたズボンを直してほしくって、わざとズボンをロールアップしたりしていたっけ。。。

 

猛暑のなか、長ズボンばかりだったけれど、あるとき西松屋さんでサッカー選手のユニフォームのようなセットアップ(半袖半ズボン)を見つけ、息子に

「これ!!!! かっこいい~~~!!サッカー選手だ!! 着てみる?」

と声をかけたら とても乗り気で大喜びできてくれて、夏の間大活躍だった。

 憧れの存在が持つパワーって素晴らしい!!

 

こうやって どんな言葉が響くのかな? ということを発見しながら上手に感覚過敏と付き合っている。