お雛様。
日本の伝統、文化の行事。ひな祭り。
息子が女の子だったら自分が子供のころ飾ってもらっていたお雛様を受け継いでもらいたかったけれど、息子は5月人形を贈ってもらったので、自宅ではお雛様を飾ったり飾らなかったりというこの数年。
姉も嫁いだし、私ももうお雛様にあやかりたいという(気持ちはあっても)年齢はとうに過ぎてしまったから、いっそ供養に出すべきかとも話しているものの、やはり思い出と、誰から贈ってもらったという想いがあるからなかなか決断できなくて、申し訳なく思いつつも納戸に保管している。
その昔、ランドセルをミニチュアに作り替えてくれる職人さんがいることをテレビでみた覚えがある。捨てたくないけど取っておくのも場所をとるし。。。という悩みを素敵に解決してくれる素晴らしいアイデア。「いいね~~!!!」と盛り上がりながらも、自分のランドセルは長年物置に保管されたのち、家の建て替えの際行き場がなくなり結局は処分されたという。。。
お雛様も、ミニチュアに加工してくれる職人さんがいたらいいのに。
姪っ子が2人いて、一人は今年が初節句だったので、今年はお雛様選びの楽しみに少しだけかかわることができて 感慨深いものがあった。
息子の手前あれだけど、女の子は華があって良いわ~!!と思ってしまった。(成人式でも同じことを思いそうだわ、私。。。。。)
私が転がり込んだこともあり、私の両親はお雛様を購入するのにかなり無理したと思われる。それでも 「こういうものは、やっぱり守り神のような存在だし、一生に一度のことだから。」と 清水の舞台から飛び降りる思いで決断した姿に、「私も姉も、お雛様に守ってもらえて今があるのかな?」とおもったりした。
結婚は幸せではない。みんなどうして 結婚するんだろう?
といつからか思いはじめ、けっか未婚のシングルマザーの自分には結婚式の情景がお雛様の象徴になってることが ちょっとだけ重荷だけれど、姪っ子たちには幸せな結婚をしてもらいたいし、結婚は素晴らしいと信じて、実感してほしい。
すべての 女の子が 健やかに育ち 幸せでありますように。