新幹線記念日!  (赤ちゃん言葉)

小さい子供が、まだうまく発音できなくて 赤ちゃん言葉になってしまうのって、本当にかわいらしい。

 

3歳8か月の息子にも そんな 正しく発音できない単語が数々あって、代表的だったものが「新幹線」。

息子が初めて新幹線のことを発音したのはいつだっただろうか??

2歳くらいだったはずだけど、長らく彼が発音する 新幹線は

 

「たんちんどん」

 

といった風なサウンドであった。

初めて聞いた時には

「え?なんて??  たけちゃん??  ん?」

といった感じに聞き返してしまうほど、新幹線という音とはかけ離れた響きであった。

 

しかし 一度 たんちんどん が 新幹線を意味していると分かってしまえば、息子が たんちんどん と言ったら「あ~、新幹線ね。」と意思疎通ができてしまうのが母子の間柄。  のんびり育児派の私は 息子の発音を修正を試みることもせず、「理解できるし、いい。」といった緩すぎる姿勢で見守ってきた。 むしろ この期間限定で聞くことができる ’’ちゃんと言えてない感じ’’を愛しく思っていた。

 

それなのに、今日突然、いきなり正しく「新幹線」とはっきり発音した息子。

 

「え?え?  なんて?????」

ちゃんと言えてない時以上に聞き返す私。この感じ、久しぶり! 初めて私を「まま」と指さして言ってもらえた時のように、何度も

「これは なに??」

って新幹線のおもちゃを指さして聞いてしまった。

 

何度聞いても はっきり

「新幹線」

と言えてしまう息子。

 

あ~~~~~~!!!もうあの 私にしかわからない たんちんどん を聞くことはできないのか~~~!!!!!!

 

さみしい。。。。。

 

きっと動画に収めてないはず。。。。ビデオに残しておけばよかったな。

自信たっぷりに「たんちんどん!!!!」と言う息子、かわいかったな。

 

今、思いつく息子が言えてない単語は

ゴキブリ  (ごぎりぶ もしくは ごぎびる となってしまう)

Computer  (きゅうたんばー  となってしまって cucumber-英単語のキュウリのことかと紛らわしい)

である。

 

いつかはきちんと発音できる日がくるんだと思うと、今のうちに ビデオで録画しておかなくってはと焦るような気持になった。

 

初めて息子が発した言葉は 「わんわん」(NHKの子供向け番組のキャラクター)であったけれど、その時も何度もなんども 用もないのに「これは何?」と聞いては「わんわん」と言わせて 舞い上がっていた自分を懐かしく思い出した。

 

小さいのに、産まれてからたったの1年そこそそしかたってないのに言葉を発する小さな息子が、不思議で かわいくて、幸せだったな。