5kg減量の 体感の変化

去年末から 意識して食事を減らすことにして早5か月。

体重の変化は さほど意識せず、食べすぎにだけ気を付けていて、春先に母から受けたどぎつい「あんた、いったいどういう考えで生きてきたわけ?」 といった内容の、要は私の存在、生き方の全否定を聞かされて、気を付けなくても食べられない精神状態に陥ったりしたこともあって、去年から5キロほど体重が減っている。

 

人間ドッグを毎年受けることにしたため、去年のデータと横並びで体重も表に並ぶので、「あ、5キロ落ちたんだ。」 といった感じ。

 

太ると 服が縮んだと思い、痩せれば服が伸びたと思うこの私。

気を付けないで思うままに食べていたら 難なく10キロは重くなれてしまう。 しかも重くなったことに気が付かないで、「なんか、服がみんな縮んじゃったな。。。」と思っているだけっていう。

カナダにワーホリで出かけた1年間で、8キロ近く重くなっていたのに、ジーンズが縮んだと思っていた。  今写真を見直すと 顔から体までぱっつんぱっつんで、

「なんで気づかなかったんだろう」と 不思議に思えるくらい。

でも 当時は 1年しかカナダにいられないと思っていたから、日本で食べられないものやお菓子、パンやケーキを食べられる予算の限り楽しんで過ごしていたので、8キロ重くなっても 自然なこと。  自覚してなかった私は異常だけれど。

 

8キロ増しが難なくできる私の 5キロ減は、「一過性のもの」 のような、「どうせまたすぐにリバウンドするんだろうな」 と他人事のように思える出来事ではあるものの、明らかな体感の変化があるのを自覚している。

 

まず、去年秋に履いていてちょうどよかったサイズのズボンが ぶかぶか。ベルトが無いと下手したらおしり丸出しになるくらいにずり落ちてしまいそうなサイズ感。

ゆえに、それを履いていると とってもだらしないみてくれになってしまう。(新しいズボンを買う余裕はないのに。)

顔までこけたので、しわが増えて、年相応かそれよりも多く見える。

首によってしまうしわが、「亀でしょうか?」みたいな勢いなので、せつない。。気温が高くても、 暑いと感じない。

 

この 暑さに弱くて 夏が辛すぎた私が、うそのように「暑すぎて 耐えられない!!」 と一人で激怒しなくなった。

去年の今頃は、室温が26℃になったら 怒ってエアコンを使わないではいられなかった私が、24℃の室温の中で息子に

「寒くない?」

などと聞いてしまう。(自分は肌寒いと感じている)

皮下脂肪って 余分に服を着ているようなものだったのか?

それとも 自律神経が乱れているか何かで、体感温度か体温調節ができなくなってしまっているのか? 

 

昨日も 夏のような陽気の中、息子と幼稚園まで自転車で向かうと、さすがに暑くて脇汗かいた~!!と思って、でも今までのように激怒することなく 「夏みたいだね~」とのんきな私。  ありがたい。  でも、自覚していた暑さに反して、トイレで鏡をのぞいたら 「湯あたりしちゃった?」 と聞きたくなるような 真っ赤な顔に汗だくの全身。

 

恥ずかしかった。

 

みんな、だいたい近所から幼稚園に通っているのでママチャリで送迎している人も私のように50分も走らないから、本当に私だけっていう感じだった、顔を真っ赤にして園に来ていた母親なんて。 

私のように遠方から通っているご家庭の皆さんは、当たり前のように車で送り迎えしているから。

 

免許はあるが 車を持つ経済力がない私は あたり前のように自転車に頼って生きてきたし、生きているから、みんなが

「え??あそこから自転車?????」

とびっくりしたあとで あきれたような顔を隠しながら 

「すごいね、体力あるね~。」

と感心したふりをしてくれるやさしさに 感謝している。

 

車?  とてもじゃないけど買えません、そんな高価なもの。

 

でも、こうして 自分の車を買えない 経済力の無さを思い知って生きるのも大事。

みんなは 私のように必死でもがかないと生きられないようなみじめな思いをしないようきちんと努力して、お仕事をして、いきているんだもの。

 

顔が真っ赤に茹ってしまおうが、 体感している暑さは 苦しいものではないのは私にはとてもありがたい。

あと もう 5キロくらい減量して、見た目を暑苦しくないようにできてフットワーク軽く、体力がつくといいけれど。  おおみそかまでには 達成できるといいかな。 

どんなに疲れていても、根性でママチャリをこがなくてはならない時、食べたいものを買うお金がない時、心の中で思っていること。。。。。。「これは 一人ライザップだ。」

ひもじい思いをした分、みじめな思いをした分、 思春期からどれだけ頑張っても落とせなかった体重が、ようやくやっと落ちたと思うようにしている。