交流磁器 治療器.  健康サロンに通う

交流磁器を使った治療器のプロモーションを とある金融機関で行う会社があって、2年前にも自宅の近くで通っていた。

 

要は催眠商法なのだけど、交流磁器を浴びた日は体調が良くなる。

謳われている健康への良い効果を 私は実感できる。

磁器治療器の 販売目的でやっているのではないと、販売員は口を酸っぱくしてアピールするのだけれど、一定期間そのサロンと称した会場で磁器治療器を無料で使わせてくれて、最終的には値段を公表して 購入を希望される方はローンの手続きを会場にしている金融機関でして お買い上げ というやり方。

 

もう2年前のサロン通いで、その会社の手口はわかっているものの、なにせ体調がすこぶるよくなるので 買いたいけど買えないけど、それでも嫌な顔をされるわけでも無いので、毎日のように通っている。

2年前は母が最初にその健康サロンを知って、「なんか 不思議なんだけれど、効くからあんたも行きな!」 とおすすめされて通い出したものだったのだけれど、当時も

 

「なんか いい!」

と実感できたので 通っていた。

 

名前が日本全国で知れ渡った金融機関の建物の中で行われているものだから、そこに集う人たちはみんな いぶかしげな顔をしながら販売員の話を聞いているのだけれど、だんだん効果を実感した ’’交流磁器信者’’ が会場の いつものメンバーになっていく。

 

販売員は  「OOの紹介している医療機器だから」 とか 「OOに活気を与えるためのサービスの一環で、行っていることだから。」 とか、その金融機関の名前をちょいちょい出しては 参加者の信用を得ようとしている。 会場にされているその金融機関の一室にも でかでかと 「OO主催 健康サロン」と ポスターが貼られている。  (OO、信用なくすようなことしないでおくれよ、、、)

実際は、磁器治療器を販売しているその会社は 会場の金融機関OOとは無関係で、全く別の組織であり、あくまでも彼らの目的は商品を販売することなのに。(OOも よく 名前と部屋を貸したなと思うぜ)

 

OOも、商品が売れたら 自分のところでローンを組んでもらえるので、会場として場所を提供するのだろう。

 

参加者のほとんどは お年寄りや、退職して時間がある(そして お金にも少し余裕がありそうな) 年代の方たちが多くて、私のような40そこそこの若手(!?)は見かけない。

ここに集まってくれる人が増えれば、サロンを続けられる期間が延びるので、どんどんお知り合いを誘ってください!! と必死でアピールする販売員。  参加者で、「なんか 体が楽になった」 と実感された人たちは 長く通い続けていたくて 人を集める協力をする。      なんて手口!!!

 

汚いな~。

 

と思うけれども、本当に効果を感じる私は、買えないけれど通っている。

 

私が実感した効果は

 

疲れにくくなる

シミが薄くなる

よく眠れる

うつっぽい落ち込みをしなくなる

目がかすんだり充血しなくなる

 

というもの。

磁器を浴びることで 毛細血管が増えて免疫力が上がるためそういった効果があるそう。  しかも電気による治療ではなく、磁力をつかうものなので、ぴりっとするなどの不快感など一切なく体が楽になってくれるのだ。椅子に20分ほど座っているだけなのにね。 まるで足湯につかっていたかのように体がぽかぽかと温かくなって、「血行が良くなった」と感じるの。

 

本当に効果はあると思う。

中には悪性腫瘍が消えたり、抗がん剤による治療中の肺がんの患者さんが 抗がん剤の副作用が減ったうえにがんそのものの大きさが小さくなって ガンと共存しながら元気に暮らしているといった方たちもいるそう。(目を隠した写真で紹介される)

 

お年寄りは そういった話を うんうんとうなづいたり、感心しながら聞き、熱心にサロンに通い、だんだん「これを 続けなくては!!!」 という気持ちで必死になっていく。

催眠療法

 

売り方と値段が気に食わないが、手に届く値段で販売されるものだったら買ってるよね

 

と、母と私はよく話す。

ちなみに値段は軽の新車が1台買えるくらいの値段。(そろそろ次の会場に移動するって時期に値段が公表される)

2年前の会場でその販売の仕方のからくりを知った時、「売り物じゃない」とさんざん言い張っていたのに やっぱり売りもくてきじゃないか!! と高額な値段にサーーっと参加者の半数は会場に通うのをやめていて、「交流磁器の効果を実感した!! ロー  ンを組んででも 買おうじゃないか!! 健康寿命を延ばして、幸せに生きるぞ!!!」 と購入の手続きをしている小金持ち風が半数といった感じであった。

販売員は、「販売目的ではなかったんだけれど、みんなに健康でいてもらいたいから 売ってあげます。ぜひどうぞ。」 ってなもんであった。

 

買えないし、買わないけれど、体感している効果は本物だと思える。それに販売員のおじさんも、悪い人じゃない。

頭が薄いから 「血行を良くしても毛は生えないの?」  と思わせる見てくれの中年の明るいおじさまなんだ。

 

多くの臨床結果も実際出ているのだから、催眠療法をやめてもっとお手頃な価格でより多くの家庭にこの交流磁器治療器を普及させたらいいのに。

 

売り方が汚いから、私だって 効果を実感しているけれど 知り合いを誘うことはできないもの。  ねずみ講とか、押し売りとか、大っ嫌いなんだよね。

 

ただ、彼らの良いところは、買わないとしても、執拗な押し売りなどをせず、「可能な限り交流磁器を浴びて元気に過ごしてくださいね」 と最後まで優しい対応をしてくれることだ。

 

催眠療法まがい、やめればいいのに~~~~!!!!