私の感じる矛盾。日本の子育て支援
就職活動をする中で知ることができた 日本の行政の働きかけ。
私は ひとり親家庭 という扱いになるので、就職先を職安で探すにあたって、自分の状況を雇い先にオープンにするかどうかという同意書へサインした。
私個人としては、未婚で子供を産んだ自分を恥じたこともなく(少しは恥じろと言われてしまうかな?)ひとり親家庭 という環境に対して マイナスに思うことも個人的にはないので(様々な事情で、両親がそろわない家庭があるということを、恥ずかしいこととか、隠しておくべきこととか考えない)、もうどうぞどうぞ、包み隠さずオープンで行きましょう!! と同意書にサイン。
声を潜めながら説明を続けた 職安の担当者は
この同意書にサインいただけると、雇い主がシングルマザーを雇用したことで政府からもらえる助成金が下りる可能性をアピールできるので就職活動にはプラスになると思うのです。
とのこと。
どうも 今日の日本では、女性の雇用を促進するためかなにかしらないけれど、シングルマザーを雇用すれば、条件次第でその会社に国から助成金を支払われるのだそう。
なに? このシステム。
会社に支給する税金があるのなら それを母親に支給して家事育児をさせてはどうか???
社会に出て働いていたいという働くママからは叱られそうだが、母親の本文って、子供を育てることではなかろうか????????
現に 子育てをしながらフルタイムで働くママたちだって、葛藤しながら両立して生きているはず。
シングルマザーを雇用したら助成金を出しますよ
はい、雇いましょう
現場では、しょっちゅう子供がらみで欠勤するシングルマザーにほかの労働者が仕事の穴埋めに苦労を強いられ、 ママは肩身が狭い思い。。。。
かわいい子供だって、無理しながらも保育所で長い時間を過ごさざるを得ない。。。。。。
一度退職してしまうと 福利厚生が得られない といった体系が変わって、子育てに専念する時間が長かろうと、キャリアを保つことができて、子育てに専念したいママたちには専念できる時間を確保される、そんな社会はできないものだろうか?
子供を産んだ女は引っ込んでろ
と言いたいわけでは 決してない。
でも、 ママが働きに出ると 誰かが どこかで苦労すると思うんだけど。
働くママ本人だってもちろんのこと。
子供の傍にいるべき時間も いられる時間も 限られているもの。
どうにか、もっと こう 良くなっていかないものだろうか?