駿河区役所から 生活費を借りる。  保証人の問題

もう生活がきっつきつ。背に腹は代えられないけれど、代えながらだましだまし続けてきた生活も限界で、生活苦を相談していた駿河区役所。

申請さえしておけば、月額およそ4万円を受給できていた児童扶養手当をまるまる2年も受け取り損ねてきた付けが回ってきて、今や来月の保育料も出せない、病院にも行けない、本当に困窮している私。

 

このもらえなかった児童扶養手当を、どうにか受け取れないだろうか? とも問い合わせたけれど、国の決まりでさかのぼっては受け取れない とのこと。 諦めるしかなかった。

 

そこで、駿河区から利子なく生活費をお借りすることならできると教えてもらい、その方法で乗り切ることに。

 

しかし、申請には民生委員という町内の役員さんの 同意と署名をもらいに行ったり、保証人を立てる必要が。

保証人は 静岡市に住民票があって働いていることが条件。同居している両親はNG。

 

頼めるのが私の実の弟だけだったので、電話して相談してみた。

 

すると、やはりそこは保証人。困るな~。。。といったあきれた声。

「借りたりして、返せるの?  借金作って返すのって本当に大変だぜ。俺も100万くらい借金したことがあって完済したけど、まじで大変だった。」

と お金を借りることそのものを心配してくれた。

 

仕事が決まって来週から働けること。児童扶養手当が8月の半ばに出るから確実に返せること、区役所からの借り入れだから安全であることを説明し、借りる決断を話した。

 

ちなみにこの借入れ、保証人が見つからなくても1パーセントの利子で借りることができ、借りてから返済は6か月後から8年間の間に済ませることができるもの。 最悪、毎月少額を長い時間かけて返済できる。

 

 

しかし、弟の答えは、私を感心と感動でうならせるものであった。

 

「じゃあさ、保証人にならない代わりに 俺がその利子の分を払ってあげるよ。だから保証人を立てないで借りな。」

というものだった。

実の兄弟とはいえ、こうした金銭がらみでトラブルになるのは嫌だし、万が一の場合、借金の肩代わりはできない。  でも、利子を払うのがもったいないからということで保証人をってことなら、利子は払ってあげるから安心してお金を借りればいいじゃないか。 というのだ。

 

そうだよね。

利子がついても 千円程度の話。

今の私は100円が財布に入っていれば安心する。1000円入っていたら 大金持ちになったかのように感じる極貧。  だから利子の1000円は非常に大きな問題となっていたのだけれど、弟の言う通り、1000円で済むことならば1000円を持ってもらえばよいのだ。

 

私も仕事が軌道に乗ればまとめて返済してすっきりできるし、本当にこの先2カ月の必要で融資を受けたいだけであって、10月までにはすべてうまくいく自信がある!

1000円の利子だって、「貸してもらえて本当に助かった!!」と感謝の気持ちいっぱいで気持ちよく自分の財布から出せる。

 

本当に、8月に受け取る児童扶養手当を、今先に(4月、5月分を)受け取れるのなら借り入れなどせずに済む話なのである。

ちなみにこの件も問い合わせた、先に受け取れませんか?と。

即答で、強めに

「それは 無理です!」

と断られてしまいましたが。。。。。(なんで4カ月に1回の支給なんだよ~!!!!病院にも行けないのに~!!!! と、ほんとうにがっかりした。。。。)

 

なので、借り入れの申請は、保証人なしでお願いしようと思う。

 

しかし、今日は弟に感心しきりであった。

すごいじゃん、きちんと保証人を断れるんじゃん、それも相手を傷つけないで!!!!!!!

 

いつまでも小さな弟、という感覚があったけれど(たとえもう 中年のおじさんという年頃になっていても、弟と言う存在は私にとっては 小さなぼくちゃんの面影をひきずっていたりする) わたしなんかより いろいろ経験しちゃって来ていて、ずっと大人だな~。。。。。 と感慨深い思いがした。  頼もしくなったな、いつの間にか。