ピーターパンを観劇、感想は。。。
やっぱり 私、ミュージカルが大好き!!!!!!!!!!
榊原郁恵さんが日本での初代ピーターパンであったと私の母の世代ならピンとくる、その舞台を、初めて観ることができたけれど、劇団四季が上映しているブロードウェイの作品(LionKing や Cats 、美女と野獣 などなど) と比べてしまうと、このピーターパンは
ホリプロさんの 新人女優の宣伝
をされているかのような感覚が強い。
でも、そうなら私は 高畑充希 を観たかったし、武田真治のフックを観てみたかった。
今回、一緒に行くはずだった姉夫婦の家族から お熱を出した1歳児がいたため、急きょ母が子守をする羽目になってしまい、結果 大人1枚 子供1枚の S席チケットがあぶれてしまうことになってしまった。。。。。。。
もう 前日から誘えそうな友達に聞いてみるものの、 ことごとく予定が合わず、泣く泣く諦めて会場へ。
当日券売り場で、この病欠によって余ってしまったチケットを引き取ってもらい、欲しい人に差し上げてほしい と交渉するも、「こちらはお客様の金券となりますので、こちらではお受けできません。。でもお客様ご本人が どなたかにお譲りすることは可能です。」 と案内されたため、会場の外で引き受けてくれそうな人を探す。
開演時間も迫り、諦めかけたころ
「当日券の売り場の前で 買いたい人に聞けばいいのでは??」
と同行していた叔母が。
お~!!!! その手があったか!!!!!!!
会場の外で ダフ屋のようにうろうろしててはだめだ! なぜ気が利かないんだ私は~!!!!!!????????
と当日券売り場の前で待つ。。。。 開演10分前。
しかし、当日券を求める方々は
カップル とか、連番で席をとりたい大人ばかり。 大人1枚 子供1枚 なんて組み合わせは なかなか売れそうにない。。。。。。。。
開演7分前。
あと2分待って 出会えなければ、諦めるよ。 と叔母に宣言した矢先、お一人様な男性登場。 見た目は もう バリバリのおたく って感じ。 あまり清潔感はないお方だったものの、声をかける。
「当日券の席を確認してみてからでも いいですか? 安くしてくれるんですか??」
と、なかなか ぬかりない。
「もちろん、半額でいいです!」
と捨て身の私。(だって、この人が私の隣で観劇することになるかもしれないのよ~)
当日券げ1階の19列目で 「微妙だった」 とかで、そのおたく系の男性は、「買いますよ、いいですよ。は、半額で?いいんですよね?」 とにこりともせずお財布から4千円を手渡してくれた。
8500円のちけっとだったから、 250円もほしかったけれど、もう買ってくれただけでもありがたい!!!
トータルで、役者さんの全員の本気さに、魂が震える感動を味わえた。
モントリオールでLion King を観劇した時は、
「なんだよ、端役だからって テキトーに演じてるんじゃねーよ!!」
と思わされたので、舞台に上がる全員が 全力で舞台を作っている感じ、手抜きがない空気に感動!!!!!
最後、カーテンコールで 息子と一緒に立ち上がり拍手を送ったのだけど、日本だね~。静岡だね~。。。。。
ほかの誰もスタンディングオベーションなどしていないっていうね。
私は やるよ。
だって たのしかったんだもん。 感動したんだもん。 観劇できて、うれしかったんだもん!!!!!
その気持ち、表現したいもん!
なんなら 「ブラボー~~!!」 って叫んでもよかったくらい。(気管支炎だったし、できなかったけれども)
そしたらね、フック船長を演じた 鶴見慎吾 が、客席に向かって 投げキッスしたの。
あれ、私に向けてしてくれたと思う。
鶴見慎吾さんって テレビドラマでは見たことがあるはずだけど、こうした舞台もできるんだね~。 と姉と感心してしまったよ。
劇団四季の役者さんに負けず劣らずの 素晴らしい演技でした。
やっぱりいいな~、舞台は。
また 劇団四季を観に行きたいよ~。
あ、チケットを買ってくれた おたくな男性は、神田沙也加 もしくは アイドルグループ出身の女の子 のファンと思われました。 もう オペラグラスのタイミング、その辺ばっかり。
いいよ~、おたくは。 平和で、私は好き。