TGIF やった~!!!金曜日だ!!!

Thank God it's Friday!!

「TGIF っていう表現、つかいますか?」

と語学学校で担任の先生に質問したのは かれこれ14年も前の話になってしまった。

 

Time flys。。。。

 

28歳だったかな?  モントリオールに2週間の短期語学留学をしたのは。

当時、恋愛対象の傍にいたくて長野に引っ越し、大好きなベーグルを焼く仕事をしながら 大好きな人の住む町に住んでいるだけで幸せすぎた私は、恋愛対象が ぷいっと日本を去ることになり、生きる気力さえなくしかけた時に決行した 短期留学。

 

忘れもしないよ、彼に電話をかけたら 呼び出し音が

「現在使われておりません」

という冷たメッセージに変わっていたのを聞いた瞬間、床に突っ伏して泣いたことを。。。。。

 

君は 悲劇のヒロインかね?

という勢いだった。

でも、当時の私には 「彼ありき」の長野生活だったし、「彼がそこにいたから」その町さえ愛おしかったわけで。 そりゃあ絶望しますってもんです。

 

で、自分が一人でも立ち上がるためには、人生の目標を立て直せなければと奮起して挑んだのが 短期留学だった。  行き先にこだわりなんかなくって、

 

「できれば 日本人が少なく、英語にどっぷり浸かれる環境」

と言う事だけを漠然と頭に置きながら、渡航先を考えていて、立ち寄った本屋で偶然出くわしたのが キャナダ人のALT Sさんだった。

 

「わたし、短期で留学してみたいんだけど、おすすめってある?」

と聞いたら 

「キャナダで選ぶとすれば、バンクーバーはアジア人が多すぎる、内陸部は平坦でつまらない土地がただただ続いているだけ、モントリオール辺りはヨーロッパの風情があって、いろんな国の人間に出会えるから、君に向いているかもしれないな。 トロントもいいけどね、日本人はたくさんいると思うよ。」

という答えが返ってきた。

 

「へ~、モントリオールね。。。。。じゃあ、そこにするか~!!」

 

もう半ばやぶれかぶれ、自分を見失いつつあった私は Sさんのおすすめを鵜呑みにして、テキトーに行き先を決定し、初めてキャナダに降り立つことになった。

 

そんな始まりだったのに、語学学校で入ったクラスの担任は校内一番人気の、最高に楽しくて面白い先生だったし、ホームステイ先のホストも料理好きのママと、昔日本に仕事で出かけて 日本びいきになったというパパのお宅だったし(しかも2人とも生粋のケべコワ!!)、大失恋のあとの 幸運が重なる 初キャナダになった。

 

天は 案外バランスをとってくれているのかも?

 

で、当時英語の次に情熱を注いでいた ベーグルも、モントリオールにはモントリオールベーグルがあるので、2週間という短期の滞在の中、頻繁にSt-viateur Bahgel cafe に通い(この店も ステイ先から歩いて10分そこそこの場所にあった!!)、「私も日本でBagelを焼いているのよ」とBagel bakerのベトナム人のスタッフさんに話して、仲良くなり、帰国前日に 店に寄るように言われ、2ダースものベーグルを

 

「日本のBagel店の仲間に、このBagelを 食べさせてあげなよ~!!」

とタダで Bagelをもたせてもらって帰国した。

 

ワーホリのビザを31歳でやっと手に入れた私は、迷わずモントリオールに戻ったわけだけれど、「まだいるかな~? 覚えていてくれるかな~??」と お店へ出かけて再会を果たしたベトナム人の Bagel baker のおじさん、話をしたら

 

「あ~!!!  君か~!!!!思い出したよ~!!!!」

 

と言ってくれた。

 

私、モントリオールとの ご縁に感謝しているし、このご縁が不思議でならない。

 

もう始まりは すべて偶然のつながりだったし、小田和正じゃあないが

あの日 あの時 あの 本屋で

Sさんに ばったり出くわさなかったら、きっと「地球の歩き方」 は カナダ ケベック州  ではなく、イギリス もしくは アメリカを選んでいたはず。

 

 

TGIF

 

今週は休まずに仕事に行くことができて、毎朝お弁当も 息子と私の2食分をこしらえて、走り切ったな~!! 出し切ったな~!!! という達成感でいっぱい!!

 

水曜日の夕方、「明日は まだ木曜日かよ!!!」

 

と思ってしまうくらい全力だったし、金曜日の今朝なんか、

「今日、仕事行きたくない、、、、、」

と思ってしまったけれど、頑張れた!!!!!

 

週末は、息子と思いっきり楽しむんだ~!!!!