息子の外見と 英語

「ハーフ??」

 

自分では見慣れてしまっているせいか、あまりカナダの遺伝子を感じない息子の外見。

 

でも、初めて会う人には 「すぐわかったよ~。」とか言われるから、やはりそれなりにカナダを感じる外見であるだろう息子。

 

「いいね~、自然に2つの言葉を覚えられて~。」

とうらやましがられてしまうけれど、我が家は父と一緒に暮らしていないから、自然に英語は身につかない環境。

 

たとえ、2つの母国語の飛び交う家庭環境で子供を育てても、学校での言語、両親との会話量のバランスなんかのいろいろな要素の関係で、100パーずつのバイリンガルっていうのはなかなか難しいところではないのかな?と思う。

 

息子は幼稚園に上がるまではほぼ 私の適当英語 プラス Youtube の英語番組を観て育ち、日本語よりも英語が強かった。

しかしながら、日本語の幼稚園での生活が始まったとたん、あっという間に日本語は伸びて、今や放っておいたら日本語しか話さない。

私が英語で話しかけても返事が日本語。

たまーに「Even Me!」 や 「All  right!」  といった英語が返ってくるくらい。

 

英語で話してね! とやや強制的に英語で物を言わせると、たどたどしい英語が出てくる感じ。

 

赤ちゃんのころは 子父とのつながりに大事だって思っていて、何が何でも英語でと私は意地になっていたのだけれど、幼稚園に上がって、のびのび元気に成長し お友達との会話も不自由なく楽しめる息子を見ていると、

 

別に、いいか~!!

 

とお気楽に思えて、英語への執着は消えてしまっている。

 

でもせっかくなので、Youtubeでは今でも英語の番組ばかりを観てもらっている。

 

息子のお気に入りは

Ben and Holly  little kingdom

という イギリスの子供向けアニメ。

 

妖精とエルフの物語で、時々大人が笑える会話もあって、楽しい。

 

「あれだね~、見た目外人で 英語ができないのって、どんな感じだろう??」

 

と職場の先輩に聞かれたけれど、

 

「難しい年ごろには きっと見た目が人と違うとか、半分カナダ人なのに英語は話せないっていうところで、コンプレックスは持つとは思うけどね~。でも、いいかなって思うよ。それで悔しいなら 頑張って自分で英語を勉強すればいいんだし。」

 

と答えたけれど、本当にそう思う。

 

日本語環境で育って、中学で英語を習い始めた私たちの時代に 高校生で交換留学をして とてもきれいに英語を話せるようになった友達がいるので、何も幼児教育がないと英語は身につかないと不安に駆られる必要もあるまいって 思う。

 

’’見た目 外人’’か~。。。。。。

 

親の目線だと、父と母のちょうど真ん中と言う感じで、上手にかわいく生まれてくれたなと思う。 

幼稚園などで 親子をみても、パパにそっくり! ママにそっくり! とどちらかの親御さんの遺伝子要素が濃ゆく出ている子供さんもいて、そういうのも素敵だなって思うけれど。

 

子供はみんな みんな とってもかわいい!!!

 

のびのび 元気に成長してくれるのが一番だね。