ギブスの外し方 2
カナダにいる間には、9回ギブスの巻き直しをしました。 20分もありゃふやける、 と言っていたおじさんナースに毎回 今朝は50分かかった、40分でできた など報告していましたが、時間かかりすぎ!ってかんじな顔されていました。
日本に帰国後、日本の病院で内反足の治療を再開しました。(カナダでは『アキレス腱の手術は無くても大丈夫そう』、とのことだったので、9回のギブスの矯正の後、デニスブラウンという装具を、お風呂の時間意外はずっとつけているという矯正中に受診を終了。) 今までの経過を日本のドクターに伝えて 日本ではまずレントゲンで骨の並び方をチェックしたりしましたが、手術をしなくてはならない状態でした。くっそーカナダの医者め~~!!見極め、わるすぎないか??と頭にきましたが、カナダで手術となった場合、『麻酔は局所、術後は心配なら病院に一泊すればいいし、痛み止めはいらないとは思うけど、心配ならTylenolでも飲ませてあげればいいと思う。』 という話で アキレス腱の皮下切腱の手術の説明をされていたので、日本で手術することになって、良かったような気もしました。
同じ手術が 日本では(私達の主治医の方針では)全身麻酔のもと、エコーで血管の位置を調べた上で アキレス腱を切るという慎重ぶり。
話はそれましたが、こんな流れで、手術が決定し、手術までの間3週間は毎週のギブス巻き替え通院をすることになりました。久しぶりのギブス外しは、子供の月齢が上がっていて、新生児の時のように寝ていてくれなかったので大変さが増していました。しかし、両親が手伝ってくれたため、負担は半減。
普段はやることなすこと、間が悪く なにかと うっとおしがられている父ですが、このギブス外しのときに限っては 絶妙なタイミングで 子供をあやしてくれて、それがぐずってむずがっていた子を落ち着かせ、本当に助かり
『お父さん すごいね!!』
と私と母を感心させました。
サイズは上げたものの 日本でも ジップロックを駆使した ふやかしかたをしました。
なかなか大変な思いをしていたので、病院で見かけた 内反足のギブスをしていた赤ちゃんの親御さんに声をかけさせてもらい、どのようにギブスを外しているのか聞いてみました。
「私達は洗面所で、洗面台にお湯を張ってそこにどぼんと漬けてしまっています。15分もあれば外れますよ。」
と教えてくれました。
本当にその方法で大丈夫なのか、15分でふやけずに子供がのぼせたり 寒くなったりしないだろうか と心配でしたが、本当に いとも簡単に15分で外せました。
カナダのナースもビックリ!?(っていうか、彼の言っていた20分の説、正しかったですね)
人手があって、湯がためられる洗面台があれば、洗面台に湯を張って、ふちに子供が腰をかけるか 抱っこで抱えた姿勢の状態で ダイレクトにギブスをお湯に浸してふやかすようにすると 簡単に素早く外せます!!!