趣味の良し悪し

先日、沢山の親子連れが集まる場所に出かける機会があって、多くの親子ずれを見ました。   若い世代の両親だったり、30代半ば過ぎてで産んだ私の世代両親だったり、二人目がお腹にいるんだな、という羨ましい家族だったり。。。

色々なパパママがいて、色々な家族があるんだな、、、、私の親の世代は、右に倣えという感じで、25歳くらいで家庭を持つのが 当たり前という時代だったから、今ほど子供の親の世代がばらついていなかったのだろうな、、、などと考えていました。

 

私は、着る物にもこだわらず、着心地 最優先でどこへ行くにも 普段着。おしゃれする気力体力 経済力が無いゆえ、周りがいつも同じ服の私に うんざりしている。。。私も我ながら どらえもんや ちびまるこちゃんの 登場人物でもあるまいに、、、と変化のない服装に 時々考え込むが、今の私には、これが一番ここちよいのだからまあいっか、と甘んじている。

ついでにいうと、髪型まで1年365日同じである。(カットは自分でしてしまう)

そんな センスのかけらも無い、意欲すらない私が 人様の趣味に物を言う権利など無いのは承知だけれど、すっごいのを見てしまった。

どの親子連れも、おのおの 個性があって、微笑ましい。 みんな、育児をがんばっているんだな、と思いながら見ていたら、3歳半くらいの男の子が 物凄い 髪型をさせられているのを発見!!!

もひかん、しかも ロン毛。

はあ?  と思って、親を探してしまった。  親の顔が見てみたい、まさにその状態。   父親が目に入ったのだが、「長年大物になるのを夢見て ギターを続けてきた バンドマン。 なんだが、ルックスもセンスもいまいちで 結局売れることも無く、なのに今だにライブハウスでたまの週末 (チケット売れないから)自費でライブしている40代 」 を思わせる ワンレン ロン毛 という有様。

えええっ、、、  どんな人が 伴侶なの? と彼の妻を捜すと センスは 旦那さんほど ひどくないものの、センス悪いけれど、個性を売りにしていて 人と同じじゃ絶対いや というこだわり持った ファッション。。。

なんというか、恥ずかしい気持ちになってしまった。

下品である自覚が無く(そもそも センスが悪すぎる)、ただ目立ちたい、人と違うことで優越感を感じている 中身は空っぽな、薄っぺらいものを見た気持ちになってしまって、気持ちが暗くなってしまった。

みっともない   などと 思いもしないで 子供にまであんな髪型させてしまって。。。  気の毒。

余計なお世話だけどね、、、  あれは ひどすぎた。

子供さんは 将来が明るくあるべき存在。   あんな頭にさせられて、目立つことを当然として育ち、いつしか

「おいらは 個性的で いつも 一目おかれている 子供だった。」

などと 勘違いした、趣味の悪い大人になってしまわないだろうか?

自由であるべきだけどね、生き方も、着る物のチョイスも。

今日はとっても 考えさせられてしまった。