読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

手術

ようやく迎えた アキレス腱の手術当日。

風邪などひいたりせずに、予定していた日時に手術を受けられることに安心と、緊張。

当時、母乳のみで生きていた息子(生後6ヶ月)は、朝5時までに母乳を

飲み以降は絶食。  目覚ましをセットして、寝ていた息子を起こしてできるだけ

 母乳を飲んでおいてもらい、病院へ向かう。

麻酔で眠るまでに お腹がすいたりして泣いて 余計な体力を消耗しないか、ひやひやしていたけれど、落ち着いていた。母乳を飲みたがる様子も無かった。

手術にあわせて、早めに病院に着き、静まり返った外来窓口で少し時間をつぶす。 出勤されているであろう、看護師さんたちの行き交う様子、院内の静けさに新鮮さを感じながら、緊張。

まずは 体温と血圧のチェック。  看護師さんが、「脈とれるかわからないけれど、、、」 と言いながら、腕に巻かれた血圧を測るためのバンドが、赤ちゃん用の小さなサイズ!! 見たら 聴診器まで、大人用よりも小さい!!  なんてかわいらしいのかしら、と感動。    心拍も聞こえたようで、無事 血圧も測り、 お尻から 麻酔前に使う、意識をぼんやりさせるお薬を入れてもらう。   座薬でも嫌がるのに、 結構な量を浣腸されてかわいそう、早く終われ~~~~!!!  がんばれ~~~~~!!! 心の中で叫び 祈る。

浣腸が済んだら オペの行われる本館へ向かうのだが、薬が即効で効いたようで、目はトロンとし、首もぐったりと 力が入らないような状態で、えへへ~ と酔っ払いのようになってしまった。楽しそうにさえ見える表情。

このくらいへらへら~~っとしてくれていたら、手術室へ送り出すのも こちらは気が楽だなと思う。  手術室では受け入れ態勢も整っていて、入り口で抱っこしていた息子を 看護師に渡す形で送り出した。  あれ~~~???  とでも思っていそうな顔をしたけれど、薬が効いていて良く理解できず、泣きもせず連れて行かれた息子君。     お願いします。  と頭を下げて、祈りながら待合室へ。

しばらくすると、ナースが息子の来ていた服を持ってきてくれた。  まだ 体温が残っていて ほのかに暖かい。  愛しい気持ちと 寂しい気持ち、怖い気持ちが 一気にやってきて心がきゅううっとなってしまった。   だけど、頑張っているのは小さな息子、私はしっかりしていなければ。

(母が一緒にいたので、とてもじゃないが 不安で涙するなどできない私。  こうして 感情を押し殺すのが 常になっている。     本来は 家族には もっと甘えたって 頼ったって、思いをシェアしたって良いのだろうし、そう自然にできている家族 家庭の皆さんが大半かと思います。。。私は、小さなころに、感激や 悲しみの涙を 母や兄弟にからかわれていて、  泣いたときだけでなく、 思い出話でも 「あの時 泣いちゃってやんの」  みたいな言われ方をしてきて、  それがとても嫌だったし 恥ずかしい思いをさせられてきた。  泣くことは 恥ずべきみっともない行為 のようにさえ感じてしまって、絶対に家族の前では涙を流せない。 きっと 泣いてしまったら また からかわれて いやな思い、辱められるというおもいがあるからなのだと思う。  ゆがんでいる。

家族と温泉にいけない、裸や水着など、露出のおおい姿を見せられない原因は 成長期に やはり 母からいやらしいこと、悪いことであるかのように 大人びた体つきになっていく過程を からかわれていたことに 起因すると思う。  ちょっと 変わっている性格の一部は 育ってきた過程で 母によって傷つけられていた 心によって作られてしまった気がする。 もう自分のことはいいが、自分の子供には決して同じ思いをさせまいと 思いながら生きている。 息子とは 異性なので、分かち合えることが少ない分  難しい時期も通らざるを得ないだろうけれど。)

祈りながら、頑張れ!とエールを送りながら、きゅっとなった心で息子の無事を願い、待合室で待っていました。  朝から絶食の息子をおもうと、昼ごはんはのどを通らず、それでも 母乳で栄養を与えてあげたいので なるべく身体によさそうなお弁当を買出しに、売店まで出かけたりして待っていました。  予定では 手術は麻酔をかけたり、ギブスを外したりを含め、2時間あれば済む と聞いていたけれど、実際は3時間ほどして、ようやく再会することができました。オペに送り出した場所で再会するのではなく、入院(一晩のみでしたが、手術当日、母子共に病院に宿泊)する部屋に案内されて、そこでまだ麻酔が効いているため 眠ったままの息子に対面。

左足には頑丈に巻かれたギブス、右足には点滴の管、(水分補給がされていた) 左手には心拍をモニターするものがつながっていて、ちいさな病衣を着せられているわが子が痛々しかった。早く気が付かないかな? という待ち遠しさと、 気が付いたときに 暴れることがあると説明されていたため、どうなってしまうのだろうか? といった恐怖に近い気持ちが入り交ざっていた。 麻酔が切れたことで 痛みを感じ苦しんでしまったら、発熱してしまうかも、 様々な心配事でいっぱいになりつつも、早くお乳を与えて 安心して眠らせてあげたいと思っていました。