心が温まるお祭り  地域交流祭り

今日はきれいな青空の元、暖かい秋の一日を素敵なお祭りに参加して楽しんだ。

療育で通っている親子教室を通じて知ったこのお祭りは 障がい者も健常者も垣根なく生活できる社会を作るきっかけになるようにと保健福祉の機関が行っているもの。

 

会場に行くと ダウン症や知的障がいをもっていると思われる方々がチラシを配るかかりをしていたり、福祉施設の皆さんが作った品物が販売されていたり、小さな子供が楽しめる手作りのゲームがあったり、盛りだくさんの内容で、すべては回り切れなかったものの、とても楽しくお祭りに参加させてもらえた。

 

朝いちばんの出し物で、静岡フィルハーモニーによる演奏会があったので、急いで向かった。  開始には間に合わなかったものの、素敵な演奏を聴くことができて、朝から感動。  チェロ、クラリネット2機、バイオリン という編成で演奏された 子供の大好きな楽曲たちの音色は とても優しく 温かく、時にコミカルに演出されていて、とっても素敵だった。あ~~~!! クラシックって癒されるわ~~!! と思いながら、集中して音楽に耳を傾けている息子を膝に抱いている時間は感動ものだった。

 

演奏会が終わったあと、奏者の一人に直接声をかけさせてもらえた。  とっても素敵だったこと、優しい音色に驚き感動したことなど伝えられた。  「この編成はちょっとなかなかないのですが、面白いハーモニーになりますよね。よろこんでもらえてよかったです!!」 とはちきれんばかりの笑顔をもらえて またまた感動。

きっとこの会場には 大きな音が負担になるような子もいるだろうからと配慮されていたのだなと感じたら ますます感動。 うれしいな、思いやりの心って本当に温かいなってじ~~んとする。

息子も、だからきっと 取り乱すことなく静かに演奏を楽しめていたのだなと思う。

 

お祭りなので、わたあめ ポップコーンの売り場もあって、教室に通っている息子はチケットを2枚(わたあめORポップコーン、ゲーム1回)もらうことができたので、さっそく楽しみにしていた わたあめを。。。

順番に待つ ということも、ようやくやっとできるようになって おとなしく自分の番を待てた息子。(これも親子教室で練習させてもらえた成果!!!)

わたあめを楽しむ。  わたあめの軸が割りばしではなく極細のサランラップの芯のような厚紙でできたストローのような形態になっていて、ここでも感動。 ユニバーサルデザインって最高!!!  

f:id:maricake0418:20161112220041j:plain

綿あめの後は、息子が 「ポップコーン!!」とせがむので ポップコーンを買いに。買うときも 50円という非営利目的な超良心的なお値段なので、500円しかなかった私も安心。

ポップコーンを食べながら、人気で列をなしていたゲームに参加。ワニワニパニック というゲームが手作りで、手動で操作されている温かいそれでいてとっても楽しいものだった。完成度が高すぎて、感心しきりである。  ワニをぴょこぴょこ出したりひっこめたりしていた先生方が2名、ワニをヒットした数をカウントする先生が一人、制限時間をはかっている先生が一人と4人がかりで、みていて楽しかった。

f:id:maricake0418:20161112220756j:plain

結局息子はこのゲームが楽しすぎて、3回もやって、帰る間際もやりたがっていたくらい。  19p 23p 22p と1回目より上達していた息子。 見ていても本当に楽しかったな。  しかも景品が50円の参加費より高額のお菓子だったので、ありがたすぎる!!!うれしかった~~~!!!

 

お昼の休憩ではたまたまテーブルが同じになったパパママと息子さんがカナダに住んでいたという日本人家族だった。   突然 「カナダですか?」 とパパが声をかけてくれたので、驚いたら、なんとテーブルに置いていたお茶を入れていたカップが Tim Horton のものだった為 もしや?と気が付いてくれたそう。

 

おお~~~~!! Tim のこと分かり合える相手に出会えるとは!!!  

と感激だった。  「カナダにはそこら中にありますものね~」 と奥様もニコニコ。

会話は カナダの穏やかさを語り合うのに盛り上がり、久々にカナダの話ができたことがうれしかった。

日本の社会は小さな子供や年寄り、障がい者などに対してとっても冷たいと感じる

とアメリカ カナダで長く暮らしてきたというそのご夫婦は嘆いた。

全く まったく 同感です!!!! 

と意気投合。  これからの日本人の意識が変わってくるといいですよね  と話し合えて、今まで心ひそか思ってきた (カナダみたいに。。。。。)といったジレンマが すっとした。  一人ではないって思えることの心強さを実感した出来事だった。

 

日本では煙たがられてしまう 老人や子連れなどのもたもたは カナダでは大きな心でもって見守られ、助けられることが非常に多かったので、 やっぱり本当に 日本はそこらへんが冷たいんだよなって思う。  忙しすぎるのだろうか? 日本は。。。家族のつながりが希薄なんだろうか?日本は?   いろいろまた考えさせられる私だった。

 

うれしい出会いのお昼の後は、無料歯科相談を受け、歯ブラシのお土産までいただいて、ストローでダーツをするゲームをさせてもらったりして、回れるかぎりのブースを回って帰路についた。

楽しかったな~~!! うれしかったな~~~!!!  素敵なお祭りだったな~~!!  と幸せな余韻をかみしめながら自転車をこいでいた。

並木道では枯れ葉が舞い落ちていて、「こんなにまだ暑いけど、一応秋なんだね~~!!」 と思ったり。。。

 

帰宅したら覚えのない小包が。

なんと カルビーの懸賞に当選し、素敵なシリアルBowlをいただきました。

うれしいがいっぱいな秋の一日。

 

晩御飯には お金が足りなくて お祭りで買えなかった 焼きそばを。

乾燥パスタを使った  スパゲティーの焼きそば風 なのだが、食べたかったなという思いまでかなえられて、今日も幸せいっぱい。

f:id:maricake0418:20161112223614j:plain

ありがとう。