そして 進路の決断

落ち込みながら、自分が出した答えは

 

「精一杯 お役に立てるよう 頑張ります。」

 

であった。

 

私が勤まる仕事なのかわからない。 正直なところ、相当無理がある。

無理をしてでも、収入を得なければ もう幼稚園の月謝さえ払えない今、じっくり求人を吟味している余裕などない。

 

たまたま 古くからの知り合いに会えるチャンスがあって、

「なんか、OOちゃん、げっそりしてない?????」

と驚かれてしまったので、

「就職を決心したものの、気持ちが重くって」

と相談したところ、昔の職場の上司でもある彼女は

 

「そんなの やめときなよ~!!!!!  もう 変なもの引きずってきちゃったらどうするの???  OOちゃんは英語という武器があるんだから、そっち系で仕事の経験を積んで自分で教室とかすればいいのに!!!!!」

と猛反対された。

霊感が強い彼女は まず 看取り介護の現場に不安を感じ、警告してくれた。

 

そっち?

 

と的外れな警告にびびった私。

そっち系は 心配してなかったぜ。

 

独特の空間に、静けさに 恐怖や不気味さは 抱かなかった私。

私も 金縛り が3回ほど経験あるけれど、見学した病院に その手の不安はなかった。

怨念だとか、未練だとか そういう魂のマイナスな気は感じなかった。

 

みんな、自分の命を生き抜いて、 時が来て、穏やかに旅立ちを待っているという感じ。  わたしからしたら、そこにあるのは 美しく枯れていく肉体で、魂はすでに穏やかにどこか別の空間に移っているといったような。。。。。

自分の祖母が意識を戻さない時間を長く過ごしてから逝ったのを看取っているからそう思うのかもしれないし、そもそも自分には霊感が備わっていないからかも。

 

しかし 私が心配なのは におい の問題。

これは 看護師をはじめ、介護など排せつ介助を担当するプロの方々が多かれ少なかれ通る道。

私はにおいに敏感で、例えば自分の排せつも日ごろ 逃げるようにトイレを去るくらい。

息子のおむつ交換でさえ、息、止めてするし、速攻換気する。

見学で病棟を回った時も 絶えず鼻につく みょうちくりんな 香り(だれ?おならしたの?みたいな感じ?) に、これはきつい!って思ってしまっていたもの。

 

高校生の時から ボランティアの体験で、排せつ介助をしている空間の空気を吸ったことは何度かあるから、 その手の香りは 初体験ではないのに、

「やっぱ あたしは だめだ。 この においが。。。。。。。」

と思ってしまった。

実際、病棟を見学した後は寝るまでずっと 気分が悪いままで ごはんもまともに食べられない状態だった。

 

慣れ の問題かもしれないから、 仕事をお受けした以上は 吐きそうになっても、ご飯が食べられなくなっても 我慢します。

 

逆に、これが平気になれたら 自分史上最高の成長だと思う。

 

なんチャラ 知恵袋で調べたら (好きだな~、私) 同じように においが辛くて介護福祉士への進路を悩んでいる方々の声が 沢山!

 

経験者のかたの答えには、

「私もはじめのうちは 吐きそうになり こらえていました。  食事もうけつけなくなり、げっそりしましたが、今では 極端に例えるなら 排せつ介助をしている横で カレーライスが食べられます!」

というものもあった。(なんという 強者!!!)

 

息子のおむつも 今でも キツイ私がその境地に達する見込みはないが、

「慣れてしまえ~!!!!!!!!!!!」

という意気込みで 望みたいと 思う。

 

 

取り急ぎ、 マザーテレサの伝記を読むところから始めます!!!!!

 

椎間板ヘルニア もってることで、来週の健康診断を受けて 採用の内定とりけされちゃったりしてね。。。。。

 

なんせ 取り越し苦労の多い人生を歩む私ですから。。。。。