そして 進路の決断

落ち込みながら、自分が出した答えは

 

「精一杯 お役に立てるよう 頑張ります。」

 

であった。

 

私が勤まる仕事なのかわからない。 正直なところ、相当無理がある。

無理をしてでも、収入を得なければ もう幼稚園の月謝さえ払えない今、じっくり求人を吟味している余裕などない。

 

たまたま 古くからの知り合いに会えるチャンスがあって、

「なんか、OOちゃん、げっそりしてない?????」

と驚かれてしまったので、

「就職を決心したものの、気持ちが重くって」

と相談したところ、昔の職場の上司でもある彼女は

 

「そんなの やめときなよ~!!!!!  もう 変なもの引きずってきちゃったらどうするの???  OOちゃんは英語という武器があるんだから、そっち系で仕事の経験を積んで自分で教室とかすればいいのに!!!!!」

と猛反対された。

霊感が強い彼女は まず 看取り介護の現場に不安を感じ、警告してくれた。

 

そっち?

 

と的外れな警告にびびった私。

そっち系は 心配してなかったぜ。

 

独特の空間に、静けさに 恐怖や不気味さは 抱かなかった私。

私も 金縛り が3回ほど経験あるけれど、見学した病院に その手の不安はなかった。

怨念だとか、未練だとか そういう魂のマイナスな気は感じなかった。

 

みんな、自分の命を生き抜いて、 時が来て、穏やかに旅立ちを待っているという感じ。  わたしからしたら、そこにあるのは 美しく枯れていく肉体で、魂はすでに穏やかにどこか別の空間に移っているといったような。。。。。

自分の祖母が意識を戻さない時間を長く過ごしてから逝ったのを看取っているからそう思うのかもしれないし、そもそも自分には霊感が備わっていないからかも。

 

しかし 私が心配なのは におい の問題。

これは 看護師をはじめ、介護など排せつ介助を担当するプロの方々が多かれ少なかれ通る道。

私はにおいに敏感で、例えば自分の排せつも日ごろ 逃げるようにトイレを去るくらい。

息子のおむつ交換でさえ、息、止めてするし、速攻換気する。

見学で病棟を回った時も 絶えず鼻につく みょうちくりんな 香り(だれ?おならしたの?みたいな感じ?) に、これはきつい!って思ってしまっていたもの。

 

高校生の時から ボランティアの体験で、排せつ介助をしている空間の空気を吸ったことは何度かあるから、 その手の香りは 初体験ではないのに、

「やっぱ あたしは だめだ。 この においが。。。。。。。」

と思ってしまった。

実際、病棟を見学した後は寝るまでずっと 気分が悪いままで ごはんもまともに食べられない状態だった。

 

慣れ の問題かもしれないから、 仕事をお受けした以上は 吐きそうになっても、ご飯が食べられなくなっても 我慢します。

 

逆に、これが平気になれたら 自分史上最高の成長だと思う。

 

なんチャラ 知恵袋で調べたら (好きだな~、私) 同じように においが辛くて介護福祉士への進路を悩んでいる方々の声が 沢山!

 

経験者のかたの答えには、

「私もはじめのうちは 吐きそうになり こらえていました。  食事もうけつけなくなり、げっそりしましたが、今では 極端に例えるなら 排せつ介助をしている横で カレーライスが食べられます!」

というものもあった。(なんという 強者!!!)

 

息子のおむつも 今でも キツイ私がその境地に達する見込みはないが、

「慣れてしまえ~!!!!!!!!!!!」

という意気込みで 望みたいと 思う。

 

 

取り急ぎ、 マザーテレサの伝記を読むところから始めます!!!!!

 

椎間板ヘルニア もってることで、来週の健康診断を受けて 採用の内定とりけされちゃったりしてね。。。。。

 

なんせ 取り越し苦労の多い人生を歩む私ですから。。。。。

10年ぶりの日本での就職。。。。。。。。。悩み悩み 迷い迷い、落ち込む。。。。。

子育てを 最優先にすると かたくなに求職してきた私に飛び込んできた 求人情報。

 

昨日面接にでかけ、あそこまで緊張するものか?ってくらい緊張した。

病院なので、受付に面接に来ましたと伝えるだけで どもるどもる。

なんて説明したのか 記憶にないくらい緊張していたけど、受付の人の

「頑張れ!だいじょうぶか?この人?」

という心の声が聞こえてきそうだった。

 

面接してくれた担当者の方も、応接間に通してくれたあと、

「どうぞ、リラックスしてくださいね。」

とか言ってくれた。声が上ずる上ずる。  

 

こちらの 短い時間の勤務、平日のみ 経験なし といった無謀な条件を すべて快諾してくれて、 私のような働くママを応援してきた院であるので、問題ない、勤務時間は 超フレキシブル。  短くしたければそれも可、長くしたくてももちろん可だという。  その寛大さが 今の私にとっては最大の魅力。

ただ、 No  benefit.

パート勤務だし、当然だけれど、賃金も時給は市が定めている最低時給に近い。(最低時給かも?)

 

しかし 今の私には 仕事をしていても 息子をいってらっしゃい と見送り お帰りなさい と迎えられることが 最大のBenefit だと思っているので、やとってもらえるだけでありがたい。

 

ただ、仕事の内容が自分の想像とかけ離れていた。。。。。。。。。。

介護福祉の分野で、介護福祉士やナースのお手伝いをするアシスタント。意欲があれば介護福祉士の資格を取る資金を院で負担してくれるという。

とっても魅力的なのだけれど、院内を見学したところ、入院されている患者さんの多くは本当の本当に寝たきりの方がほとんど。

がらんどうの リハビリルーム。

説明によると、ここの病院に入院している患者さんたちはほかの病院では入院していることができず、老人ホームに入所するのには症状が重い という事情があってこちらに来ていて、ここを出るときと言うのは亡くなってからなのだそう。

毎月5名といったペースで患者さんと見送ているのが現状で、要するには 看取り看護なのだそう。

食事介助もほとんどは経管栄養の患者さんなので、患者さんと会話をしながら食事するといった光景もほとんどない。

 

とにかく 静かな静かな病棟で、沢山のお年寄りが寝ていて、本当に特殊な空間だった。  命の終わりを待つ空間といった 何もない静かな時間が ただただ流れている空間。

 

私の祖母が同じような 寝たきりの状態で数カ月を療養したのちに亡くなったのを看取っているので、祖母を思うように患者さんに寄り添えると信じて応募した求人だったのだけど、元気になるための病院の要素が もっとあるのだと思っていたので、そこは全く逆だった。

 

笑顔で「お元気で」 とお見送りできる場所ではなかった。。。。

 

私に 勤まるのだろうか?

 

ねたきりの 患者さんは 自分の祖母の最期を思い出させ、心が苦しくなってしまった。 大丈夫だと思っていたのだけれど。

 

ほんの10数分院内の病棟を 説明を聞きながらゆっくり歩いてみて回っただけだというのに、心がずーーーーーーーーーーん と重くなってしまった。

 

面接の帰り道、こうして外を自力で歩いたりできるというのは 素晴らしい幸せなのだなと思った。   すれ違う人の顔をながめては もう いろいろな感情を抱いた。

命の出発地点に近い場所にいる息子と過ごす時間と、 命の終わりに近い場所にいる方々と過ごす時間という  あまりにもかけ離れた空気感を行き来する生活をすることになるのだろうか?と、なんとも言い表せない思いを抱いている。

 

働かせてもらうべきか? お断りして 別の職場を探すべきか?

 

もう今日の夕方には決断してお返事することになっている、、、、、、、、、、、

 

困ったな。悩むな。

どうして どちらの決断を悩んでいるのかってことさえ もうなんだかわからなくなっている。。。。  どうしよう。

一番おいしい 鈴カステラ(個人的好み と 感想)

セブンイレブンで売っている鈴カステラ。

 

パーソナルブランドの商品で、セブンアンド あい ホールディングス のマークがついている 。

 

鈴カステラって たいていは とっても細かいグラニュー糖がまぶしてあるのだけれど、セブンの鈴カステラは アイシングシュガーで表面がコートされていて、サクッとパリッとした食感の中にふっくらしたカステラが包まれていて、甘さもくどさがなくて、おいしい。

 

いままで それほど好き好んでは食べてこなかった鈴カステラが、このセブンのものをきっかけに大好きになった。

 

日本一おいしいと思う!!!!!

 

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右がセブンの、左が一般的なもの

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食べた 感想として 好みはセブンだけれど、、、、、、、原材料をチェックすると、セブンのものは添加物の使用が多い。。。。。

左の一般的なものが、香料と 膨張剤 しか添加物を使っていないのに対して、セブンものは何種類もの添加物が使われている。。。。。。。。

 

美味しい、便利、安価        そして安全をすべて賄うのは簡単なことではないっていう事なのだけれど。。。。。。

 

体が資本!  

 

最近 ヘルニアだったり 腎臓や肝臓への不安が募っている私には 特に気になる問題。。。

 

オーガニックがをオーガニックとアピールせずに、 ケミカルをケミカルとアピールして販売される時代が来ればいいのに。。。。。。

 

売る方も 買う方も、そんな健康第一にこだわっている余裕がない時代よね、今ってきっと。。。。。

がんばれ私!!!!!  って時に腰の痛みが激化。

よし、今こそ!

と長らく期を待っていた就職活動。  4月に息子の幼稚園がはじまり、毎日がんばる息子に最強のパワーをもらって、気力も十分だったのに、体はがたがた。高熱を何度も出して、息子も中耳炎で病院にかかったり、幼稚園の用事や行事で時間が持てず、伸びに伸びてしまった就職への活動。

 

ようやく扁桃腺炎も落ち着き、(しかし経過を診てもらう予約は、診察の料金が払えないのでキャンセルして、本当にすっきり良くなっているのかは確かではない。でも もう熱も出ないし、喉の痛みもないから まあいいやって感じ。母子家庭の医療費の申請をしてあるので、あとから診察料は返してもらえるのだけれど、3カ月から4カ月ほど返金に時間がかかってしまう。 私のように本当にお金がないと、建て替えるお金が無いので病院にも行っていられない。。。。)

 

就職活動にはハローワークさんに登録し、自分の希望する職種、時間、場所などの条件に合った求人情報を探してもらうお手伝いをしてもらっている。

同時にDOMO(静岡の人間なら ご存じ!の無料で毎週木曜日に発行される求人雑誌。)などもチェックして、どこにどのような仕事があるのか リサーチをしてきた。

 

おおよそ10年ぶりとなろうかという 日本でのお仕事。

選んだ職種は 老人の介護福祉の分野。

息子の幼稚園の送迎にも差し支えない立地にある 病院でベッドメイクやお掃除などをするケア担当。   資格や経験が無くても働けるポジションではあるけれど、介護福祉士の資格を取りたい考えがあれば 院が助けてくれるそう。しかも、院で働くナースや介護スタッフには 働くママの多く、彼女たちが「この病院の良いところ」であげているのが

時間通りに仕事を終えられる

であった。

ライフワークのバランスを大切にしてくれていそうな職場で、希望が持てる。

 

私の現在の最優先事項は、「自分で子育てをする」 ということなので、お金もないのに もっと働けよ!! という周りの声は苦しくても、生活も苦しくても、そこは貫きたい。

 

そして、私も資格をとって 介護福祉の分野で一生働こうという思いになれたら(こればっかりは 実際にお仕事をしてみて、自分に合っているのか確認してみないとわからない。) 素晴らしいことだと思う。

資格が取れれば、時給も840円(ベッドメイクはその程度なんだよね、実際は)というさみしいものではなくなるし、介護というやりがいのある仕事ができるし、今日本が必要としている働き手になっていける。

 

息子はもちろんのこと、 できればじぶんの親も、何かあったら自分が看てあげたいと思うので、仕事で培った経験が活かせるのではないか?

 

軽井沢で2度の夏をペンションの住み込みアルバイトをした経験が、ベッドメイキングやお掃除のお仕事に活かせるかもしれない!  ちょっとワクワクする。

 

しかし、腰だよ。。。。。。。。

ヘルニアが悪化してるのか?もうこの数週間、寝ても休まらないくらい腰が痛い。起きている時間は何ともないのに、夜布団に寝っ転がってしまうともう

「腰にフォークでも刺さってるのか?」

という勢いで痛い。

寝返り打つのも命がけ、みたいな。

熟睡できないまま朝も腰が痛くて目を覚まし、それこそ老人のようにゆっくりゆっくりと体をおこして やっと立ち上がれるという感じ。

 

お手洗いに行き、洗濯を始めるまでは腰にフォークがある感じで、かがめないからスクワットするような感じで洗濯物を洗濯機に。

コーヒーの支度を始めるころには腰のフォークもすっきり抜けた感覚になって、何の問題もなく活動できる。

 

ベッドメイクの作業は中腰になったりするし、重いものをもつこともあるかもしれないから 腰痛に悩んでいる場合ではないんだが。。。

 

息子(17キロ)をママチャリの後部座席に乗せ降ろしするのが、腰に打撃を与えてるかもしれないな。。。。  その時は痛いわけでもないんだけどね。

 

でも、がんばるよ私も。

 

息子が 時々朝 幼稚園に行くのに緊張するのか、不安をかきけすかのように ふと私に言う言葉

「今日 ようちえん がんばってくるよ。」

もう 胸がきゅ~~~~っとなる。

だから ママだって がんばるよ!!絶対に。

 

息子には「幼稚園、楽しんできてね!」 といって送り出すことにしているけれど、ばあばが「頑張って!」と応援してきたものだから、

がんばってくるよ

と 息子も言ってくれるのだ。  なんだか無理をしているのかな?と心配になるけれど、きっと成長の過程でもあるんだね。

帰宅した時に見せてくれる自信に満ちた表情や言動にも勇気とパワーをもらっている。

献血のショッキングな結末

つい2日前に、「何か人様の役に立つことをしよう!」と思い立って 9年ぶりにした献血

 

40という年齢から、心電図の検査まで受けて、ヘモグロビンの値が少ないから成分献血にして、力を振り絞るかのように献血したわけだけれど、今日 早くも赤十字から封書届いた。   たいていは血液検査の結果が めくって開く形のはがきで献血した10日後くらいに届くのに。

 

なんだ?とおもい封を開けてみると、

「過去にB型肝炎ウイルスに感染していたことがあるが、現在は治っている状態」

と考えられます。  

とのこと。

医療機関を受診する必要はない、などとも書かれていて、パンフレットも同封されていて、自分がなぜ献血を断られてしまったのか 説明がつくようになっていた。

 

今後の献血はご遠慮いただきますよう お願い致します。

 

え~~~~~~~!!!!!!!???????   ショッキング~!!!!!!!!!

 

私の体は 献血さえできないものになってしまったのか?

 

っていうか、 B型肝炎??????????   かかっていたが 治っている???????  身に覚えが全くない。

 

これって、、、、、、、HIVとかを隠して知らせてたりする??????

私も 息子も 命を脅かすような 病に感染しているのか????????

 

もう 頭の中パニック。

 

息子が寝るまでは、いつものように過ごしたものの、心そこにあらず。

どこか上の空で、落ち着かなくて。

 

息子が眠ってから速攻でネット検索。

 

すると、なんちゃら知恵袋みたいなサイトで、私と同じように 献血を肝炎が理由で断られたものの、HIVなのではないか? と不安に思って質問したりしている人がいた。

 

HIVが発覚したものの、それを伏せておきながら今後献血を断る 赤十字のやり方があるのではないか? って。

 

私も 真っ先にそう考えて、ネットを検索した。

悶々と、鬱々とした気持ちで時間が過ぎていく苦痛ったら ひどいもんだ。

精神衛生上 よろしくない。

 

HIV検査も受けようではないか。

 

保健所で行われる 匿名 無料の HIV検査は 月に2回。

検査結果は1週間後に 保健所に出向いて直接本人が聞く という決まりのよう。

肝炎や淋病?なども検査できるそう。

 

これこれ!  ここで検査してもらえば 悶々とした気持ちは晴れるし、これからの生活で心得るべきこともクリアーになるはず。(今は治っているという肝炎についての情報がほしい  息子はだいじょうぶか? 今後肝炎が再発する可能性はあるのか?  もしあるのなら 気を付けるべき生活習慣はなにか? などなど)

 

徹底的に調べ上げて、清々と生きていきたい。

 

なんでこんな大事な事実が 献血にいくまで発覚しなかったんだろう???????

人間ドック、受けたばっかりよ。

 

どこで 肝炎を拾ってしまったんだろう???

子父?  カナダの歯科医院?  病院???

そのくらいしか 思い当たる節がない。

 

カナダに出発するまでは、献血ができていたのだから、B型肝炎ウイルス感染してしまったのほ、きっとカナダにいる間の話である。

 

献血で 貢献できないなんて、悲しいわ。

 

左腎石灰化 といい、B型肝炎 といい、 あたし 体ダメになってきてるんじゃん!!!!  

90歳くらいまでは 元気で暮らす ということが目下の目標だっていうのに~~~~!!!!!

 

これはきっと、

「もっと 体をいたわりなさい。」

という 天からのメッセージに違いない!!!!!

 

徹底的に調べて、向き合ってやるんだから!!!!!!!!!!

 

働きたいママたち、保育士が足りない日本

今日は息子の通う幼稚園が 来年度から認定子供園に移行することについての説明会に出かけた。

 

息子をバス停まで送って見送って、そのまま私はママチャリで幼稚園まで向かう。

と、「このまま晴れるかも」 と思わせていた空から本降りの雨が。。。。。

雨宿りできそうな場所もなく、路肩に自転車を停めて急いでカッパを着て再び出発。

しかし、今日にかぎって長靴を履いてくるこの忘れてしまって、あれよあれよという間にスニーカーが濡れていく。。。。。。。。

 

途中、高速道路の高架下で途方に暮れたりしながら、最寄りの薬局に寄り、靴下を買い、さらに長靴がないか? 雨除けの靴カバー(そんなものをたまに100均で見かけるので)売っていないか? レジのおばさまに聞いてみる。

靴カバーも長靴もないけれど、レジ袋で靴をくるんでみたら?  と提案され、ありがたく 足が包める大きさのレジ袋を2枚もらい、靴下を買い(4足500円)、お礼を述べて薬局を後にし、カッパを着なおして湿った靴下を買ったばかりの新品に履き替え、スニーカーの上からレジ袋を履き、幼稚園へ急いだ。

 

「今は濡れないことが最優先だから、恥ずかしくないけれど、こんなレジ袋を足にかぶせて外を走るなんて、高校生の頃はできなかったよな。。。。なんならカッパを着ることさえ嫌だった。」

 

と、羞恥心が消えた40の自分を不思議に感じた。(他人から どう見られるか ということよりも 自分がどう感じるか ということの方が大切になった 価値観の変化)

 

しかし、幼稚園付近では、さすがの私も「誰にも見られないうちに 早くこのスーパーの袋を足から外したい!!」  と思っていた。長靴を履かなかった自分を悔やみながら。。。。。

 

園に到着して、そそくさとビニールを脱いだり、カッパをふいたりしていると、雨もだいぶ弱まって、カッパを脱いでもそれほどぬれずにすむ程度に。

早足で下半身のみカッパのまま幼稚園の中へ。

 

私だけだった、この雨の中カッパでチャリでやってきたのは。(車から傘をさして出てきて歩くママたちの「なに?この人??」な視線が痛い)

 

園でカッパのズボンを脱いでいると、ちょうど息子のクラスが運動をするために下駄箱のそばの雨天時運動場へやってきた。

「あー!000くんのママ~!!!」

と手を振ってくれたり、ハイタッチをしに来てくれるちびっこたちの無垢な笑顔に癒される。  (ママたちからは 「なに? この人?  貧乏??? 笑」  という目で見られる私も、ちびっこには差別や偏見をなく扱ってもらえて嬉しい。)

 

息子が運動している姿を少しだけ見学して、説明会の体育館へ。

 

説明会では、子供園に変わったら、どのような料金で子供が保育されるのか? といった内容などを理事長に説明される。

 

1号から3号までの認定というものが 子供につけられ、それにより園にあづけられる時間と料金が変わること、0歳から3歳までのこどもは、9月に新設される建物での保育になること、園バスの利用条件などなど。。。

 

長いと 7時から、18時30分までを預かってもらえるのが 3号認定。

 

それでいて、保育士がなかなか見つからない現状があって、受け入れられる人数は多くはないそう。

 

っていうかさ~、国も保育園を増設したり(公園の敷地に保育園建てようとして、東京だかどこかで問題になっていたよね) そういうところに予算を注ぎ込んで 子育て世帯を応援とか考えていないで、ママたちが 自分の子供を自分で面倒見ていても生活できるように 生活費を支給するという形で国のお金をやりくりしたらいいのに。と 無知な私は考えてしまう。

実際私も今、仕事を探しているけれど、

「平日の、息子が幼稚園へ出ている間だけ。 急な病欠で仕事に穴をあけることもあります。 残業はしません。 春夏 年末年始に 長期休暇をもらいたいです。」

という 私が望む条件で検索すると、  もちろん 求人なんて ゼロです、ゼロ!!

 

仕事もしないと生活できないが、息子と過ごす時間は犠牲にしない!  という私の欲求は絶対なので、こんな ありえない条件の元求人を探す 非常識な私。

 

でも、小さな子供を長い時間他人に託してしまうのは、不自然すぎやしないだろうか?

日本の社会は、なおさら。  女は引っ込んでろ  っていう習わしがまだまだ色濃く残っているし、実際 私のような 知識も経験もない 年ばかりくってしまった 子持ち 独り身の女なんて、 働かせてもらえない。(自分が雇い主だったとしたら いやだって思うもん、私みたいな 会社で使えない人間。)

 

でも、会社の中では何の役にも立たない 迷惑極まりない私でも、 未来を託せる(かもしれない)命を育てているのである。

それを、国レベルで 社会に貢献している ’’お仕事’’ として認めてもらえて、生きていられるだけのお金を支援してもらえれば、職場で ほかの職員の足を引っ張ったりせずに済むのに。(本当に 肩身が狭いのよ。。。。)

 なにより、 私は息子とできる限り一緒に過ごしたい。

行ってらっしゃい  と  おかえりなさい  は私がしてあげたい。

 

でも、みんな 働くことが 最優先みたいな勢いで、子供を預ける場所の確保に必死!

ゆとりがあって(旦那様の収入で暮らせる家庭)、「幼稚園という教育の場に 保育園の子供を混入されるのはごめんだわ! 」  というプライドを掲げているママもいる。

 

保育園も 保育士も足りないと ピリピリしている日本の現状。

 

ママが わが子を保育することを もっと もっと 国が予算を割り当ててくれないものかな?

子育てしているママが、外で働くことは  それほど 効率的ではないと思うんだが。

 

子供が親離れしたころ(ママの年齢が中高年にさしかかっていても) ママがキャリアを復活させて 社会に貢献できる世の中になればいいのに。

国の財産、子供を育てていることだって、ものすごい国に貢献していることだと思うんだけどな。

 

だからこそ、子を持たずに仕事をして社会に貢献し、日本を支えてくれている女性も男性も、等しく素晴らしい。

 

今日は 損得を見極めて 手堅く生きていかなければ! というママたちの熱気を浴びて げんなり。。。。。。。。

今日は、良いことをしようと献血へ

いろいろと 悶々とした気分が続いたので、今日は気持ちを切り替えたいなと考えていて、「そうだ!献血に行こう!」 と献血ルームへ。

 

今の私が世の中に貢献できることといえば献血くらいしかない。

 

ちょうど職安に出かける予定でもあったので、同じ街中にある献血ルームへ。

今日は暑かったから、手持ちの水筒の中身も残りが少なく、息子を幼稚園まで迎えに行くまでにお昼を食べるお金もお茶を買うお金もなかったので、献血ルームで飲み放題の自販機も好都合だなという下心もありながら。

 

受付を済ませると、なんと前回の献血は9年も前。

10年ひと昔 というのだから もう本当に昔の出来事になっている。

しかも、長野で献血をしていますよ と前回の記録を見て受付の担当さんが教えてくれたけれど、軽井沢献血なんてしたっけかな???

もう昔の話だからなのか?記憶がない。

 

話をするうちに、当時働いていたシチズンの会社で献血に参加していたという古い記憶がよみがえった。

そうそう!仕事中に順番が来たら献血バスに行って献血をするっていうのをやってた!!!  当時は眠くて退屈な検品の仕事を離れ、時給が発生している状態で献血できることを  ’’おいしい!’’ と思っていたのだった!!!

 

受付の担当の男の方、同世代かな?やや若いかな??

軽井沢に私が住んでいたことがわかると、群馬にあるダムや軽井沢に新しくできた星野リゾートの話をしてきた。

 

「一緒に行きませんか?」

と誘われたら困るわ~!!!!! と勝手に妄想。(このくらいしか楽しみが無いわ)

 

しかし、恋しい。カナダはもちろんのこと、軽井沢のあの森の空気が。

 

で、受付の手続きを待っている間に 楽しみにしていた無料の飲み物(紙コップがストン!と落ちてくるタイプの自販機)から、遠慮なく 冷たいココア、冷たいカフェオレ、エナジードリンクを3杯もがぶがぶと飲んで、いざ、採血の部屋へ。

 

まず、ナースによる血液検査と問診を行うのだけれど、血液検査の結果で、まさかのヘモグロビンが基準値に満たない という。。。。。。。

 

400ml献血、今日はお願いできません。。。せっかくお越しいただいたのですが。

と恐縮されるナース。

 

がぶがぶとフリードリンクを3杯も飲んでしまった私こそ恐縮して お互いに謝り合ってしまう。

 

肩を落として、恥ずかしい思いで受付に戻ると、受付の人も「えっ??」という顔を。

その後、成分献血ならばこの値でもできるけれど、1時間ほど時間が必要だということで、(しかもお昼ご飯も食べてから戻って来るようにと)結局今日は献血を諦めることに。

 

残念。(なんだか、ただで飲み物を飲みたくて行ったみたいで申し訳ないし)

 

近いうち、成分献血しに行こっと。