内反足について

先天性の足の骨格の奇形であるこの病気、年間1000人に一人の割合で、生まれてくる赤ちゃんに起こっているそうです。

原因は不明、予防は??

カナダのドクターには

『次回子供を産みたいと考える時には、妊娠を計画する前に葉酸を積極的に採りなさい。一般的に妊婦にすすめられている量の倍くらいをサプリメントで補うくらい摂取することをお勧めするわ』

と言われました。ただし、そのドクターは

『それが内反足の予防につながるかどうか、分からないけれど。』

とも言ったので、葉酸の効果は謎ですが。

彼女(女医さん)によると、ありとあらゆる努力をしても、内反足は出るものだから、こういったこと(先天性の病気)に関しては未知なことが本当に多いのだそうです。

 

ありえないことだけれど、時間を戻せるのならば、葉酸採りたい、きちんと自分の体を整えて、万全の体制で命を迎えたいと強く思います。

 

エコーで内反足を指摘され、はじめてその存在を知ることになった内反足、帰宅後すぐにPCにむかって調べ始めました。画像を見た時のショックはとても深く、自分を責めながらさらに情報を探りました。

youtubeで、内反足の治療を説明しているものをくいいるようにながめました。これを、この子も経験しなくちゃならないの?? と切なくて

『神様、私の足を不自由にしてもいいです、私は十分歩き走り踊って生きて来ましたから。だからおなかの子の足を治してください!!』

と祈るばかりでした。

私が見た映像では、内反足のお子さん親御さんがインタビューに答えていて、その多くが涙ながらに内反足の診断を受けたときのことを語っていて、共感しました。治療中の苦労も不安も学ばせてもらい、治療を続け元気に歩き走り回っている子供さんの姿に勇気付けられました。

それでも、とにかくずっとずっと、この診断が間違いであって欲しい、見間違えちゃっただけでありますようにという願うような気持ちは持ち続けていました。

自分を責めて、落ち込んで過ごした時間も多かった。そんななかで、パパの職場の50歳くらいの女性が、

「内反足? 私も内反足で生まれたのよ!!  みてよ、この足!(タップダンスをしてみせて) 痛くもかゆくも無いんだから!!! それにね、私自身治療の記憶がなくって親から聞かされて知ってるだけなのよ。  心配しないで、大丈夫よ!」

とパパに話してくれたと聞いて、少し気持ちが休まったりもしました。