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内反足 アキレス腱皮下切腱 手術 (1)

内反足の症状が、カナダの医者に受けていた診断では経過観察だったものの、日本でレントゲンで診て貰ったりして、アキレス腱を切る手術をすべきだと診断されてしまい手術をすることに決まったのが、生後6ヶ月の出来事でした。

カナダでは手術しないまま、矯正用の装具を作り、5万円自費で支払ったデニスブラウンをはかせていましたが、これが しょっちゅう足から脱げてしまって 悩みのたねだった。  脱げないように、きっちりはかせる、この加減も 紐靴の装具は大変で、きつすぎないか? ゆるいのか? なぜ 脱げる??? この繰り返し。

あまりにも脱げやすかったし、装具を装着したときにかかとが靴底にぴったり付いていなくてはならないといわれていたけれど、その角度にならないことなど、素人ながら、私はオペの必要性を感じていた。  定期的にドクターに診て貰っていたけれど、いつも彼女は 『まだ足が小さいから、それで脱げちゃうのよ』 というばかりで、私は自分の履かせ方が悪いのか、靴のサイズを長く使えるようにとやや大きめにしてもらった事があだとなったのか、と責任を感じながら、しょっちゅう脱げてしまう靴を履かせるのに奮闘していた。  この時期にも、こんな重たい装具が無かったら思う存分動き回れるのに、と小さなわが子を不憫に思っていた。

結局カナダを去ることになって、最後にドクターに診て貰ったときにも、「オペが必要かどうかは グレーライン」との診断で終わってしまった。

日本でオペが決まったとき、靴が脱げてしまう原因は 履かせ方ではなくアキレス腱が短いことでかかとが浮いている角度になってしまうためだったと判明した。  なんだか 躍起になって装具を履かせ直した日々が 無駄な努力だったように感じてしまった。 くそ! カナダの医者め~~!! 正直そんな気分。

とにかく、それでも、きちんとレントゲンで骨の角度も診て貰えたので、半分は安心したような気持ち。  ただし、やはり全身麻酔で行う手術は私も経験したことが無いし、とても緊張した数週間であった。全身麻酔が使えるか、血液検査や上半身のレントゲン撮影や 尿検査などの 術前診断を受けて、子供本人も痛い怖い思いをしたし、大変だった。

麻酔科医との面談で全身麻酔の説明を受けたとき、あまりに怖くなって、「例えば、局所麻酔でオペをしてもらうことはできませんか?」 と聞いてみた。 若い女医さんは 突然不機嫌な顔になり、局所麻酔でオペする場合の危険性 (万が一子供が動いてしまい、大きな血管を傷つけてしまうこともありうる、など) を説明し、責任取りませんが それでもよいならそうすることもできなくは無いです、同意が無ければ こちらも手術はできませんし! と突き放すように ぴしゃりと言ってのけた。

なんか、すいませんね、、気い悪くされちゃったみたいで、、、、ほら、あの、、カナダでは局所麻酔で簡単に済ませるみたいなノリだったもので。。。。。  とか心の中で思いつつ、医者に口答えしたら怒られたような気分で、(それでももちろん納得した上で) 全身麻酔の同意書にサインした。  こういった書類のサインはとても緊張する、何かあった場合のその最悪なケースが脳裏によぎってしまうから。

オペの前日には電話診というのもあって、決められた時間に電話をかけ、担当ナースに体調の報告をしたり、何時まで飲食できるか、何時に病院に到着すべきかなど再確認をした。

この飲食の制限もなかなかの緊張感、産まれて初めて、飲ませてはいけない制限をうけるわけで、のどが渇いたりおなかがすきすぎて 辛くならないだろうか、、、気持ちがおろおろしてしまった。

手術直前までは、風邪を引かせないようにという緊張感も。もし風邪などで延期になってしまったら、またギブスを巻き直し、術前検査で採血などの怖い思いをさせてしまう、、、、。なるべく安静に、外出も控えて、予防接種もずらして 手術に備えた。