年末計画  黒豆煮 クリスマス 年賀状

この年末に成し遂げたいこと。

黒豆を祖母がしていたように煮ること。

 

昨年末に唯一自分で用意できたおせち料理が 黒豆煮。

先月末には その時の乾燥黒豆が余っていたものを使い切るべく、コトコトと黒豆をにたのだけれど、思いがけず大成功し、家族からも好評で、今から張り切っている。

 

お正月には 黒豆煮に 凍りこんにゃくを加えて 昔祖母が作ってくれていた想いでの味を再現したい!

凍りこんにゃくは、乾燥されたものを水でもどして使ってみた去年。

 

そうそう、たしかこんな感じだった!  でも ちょっと何かが違うかな?

 

という感想が残った去年。   今年は凍りこんにゃくを買うのが難しい(割と高価で、1000円くらいかかる) ため、 板こんにゃく(一枚100円ほど) を冷凍させる方法でTryしようと目論んでいて、今日は実験的に先週から冷凍庫に眠らせておいた 自家製凍りこんにゃくの食感を確かめるために 白菜と人参、豚肉の煮物に凍りこんにゃくを加えてみた。

 

どの程度の厚さで凍らせるのがいいのかなどは 手探りの状態なので、本当に実験のようで楽しい。

今日の感想としては、3mmくらいの厚さでスライスした状態で凍らせるのが理想に近そう という結果だった。

 

凍りこんにゃく、 こうして煮物につかってもおいしい。

スポンジのような歯ごたえは好みが分かれそうだけれど、私は大好き。 味もよくしみこむし、これからは自家製凍りこんにゃくがもっと食卓に上りそう。

 

クリスマスには、どこかの国のように、サンタさんにミルクとクッキーを用意して寝よう と息子に話したところ、

「コーヒー! コーヒーとお弁当箱!! ミートボール!!」

という提案が息子のリクエストとなった。

 

オリジナルすぎる。

 

23日あたりにクッキーを手作りしましょうか?

バターが高いからハードル高いけれど、ぜひ手作りしたい。  型で抜いたりする作業は息子も喜ぶから、実現できたら嬉しい。

 

そしてそして年賀状!

 

元旦に届けてもらえるように、今日あたりから始める予定が、、、、、

喉が痛い。

 

寝不足がたたってしまったかな。。。。。。

 

ひどく風邪をひいてしまわなければいいけれど。。。。

大掃除 2016

息子が割と一人で遊んでくれる今年は、12月に入ってすぐに、そして 少しずつ大掃除に取り掛かることに。

 

実家で過ごした 過去のお正月、  思えばただの一度だって 年末のうちに大掃除がすんだことはなく、 お正月料理も大みそかに母がバタバタと支度をし、なんとか元旦にそれらしくはなるものの、 疲れ果てた母は元旦から寝不足で、あまり家族みんなでいても 穏やかに清々しく新年を迎えた思い出がない。

 

来年こそは せめて人並みに、きちんと片付いた、掃除が行き届いた家で新年を迎えたい。

 

嬉しいことに 天気が良く温かい日が続いた今週は、窓とカーテンを一か所ずつコツコツ済ませ、 昨日と今日でリビングの床掃除。   ここに引いてあるマットもすべてお風呂場で洗い、干してすっきり。

 

息子との日常も もちろんこなさないとならないから、午前、午後と合わせて3時間くらいしか掃除に費やせないから、間に合うか? 気になるところ。

 

気を付けているつもりでも、息子はやっぱり欲求不満のようで、行動が暴力的になってしまっている。

お風呂の湯船では私の顔に水をかけていやがらせ、乗ってはいけないと約束している布団にのって飛び跳ねる、テーブルにのる などなど、あからさまに

「僕を見て、もっともっと」

という気持ちが行動に表れている。

 

そこをなんとか   と ついつい大掃除優先になりがちだった今日、  年賀はがきが郵便局から届き、お金の支払いに玄関に出た私。   お金がないので、父に頼みお金を用意してもらっている間、 息子は しゃがんでいた私を後ろから羽交い絞めにし、よじ登り、頭をひっちゃかめっちゃかに乱して なお、私の頭部にしがみつき、

 

 

郵便局員さんも唖然とするばかり。

笑えない。

 

「まま痛いよ、ちょっと降りてくれる?」

と穏やかに頼んでも私によじ登るのをやめず、どうしようもなかった。

 

私には他人と2分話す自由もないのか?

 

と急に暗い気持ちになってしまった。

 

どうして こういうことするんだろう?

どう対処したらよかったんだろう?

 

これ、いつか 治るのかな?

 

明日は療育の親子教室。

一番心が明るくなれる場所へ行けるのが 明日でよかった。

自然流産  In Canadaー2

そうこうして 妊娠生活を送っている間、子父も

「産むなら 頑張ろう」

という前向きさで、私との距離を縮めてくるようになっていた。

 

中絶の処置を予約していたクリニックに 断りの電話を掛けたとき

「そうなの? 産むのね!」

と電話の先にいた女性の声がとっても明るかったことを鮮明に覚えている。

 

 

保険の加入の手続きが進み、保険証の発行を待っていたある日、仕事の終わりに下着が汚れていることにトイレで気が付く。

「あ、生理が始まった」

と妊娠前なら思っていたであろう 始まりの感じ。

 

この時点で かれこれ2カ月は生理が止まっていたし、妊娠していたから、すぐに私は

「これは まずい。 流産かも。」

と緊張し、 医師が言っていた 育たないかもという言葉が当たっていたのかもしれないと思う。

自宅に戻り、生理用ナプキンを当てながら安静に過ごすものの、尿意を感じてトイレに行き用を足すたびに 生理の時とは比べようもないほどの経血が出てしまう。

痛みは全くなく、いつもより頻繁に尿意を感じるというだけ。

 

あらかじめ、渓流流産について調べておいた私は 「あ、これがきっと自然流産なんだ。 育っていなかったんだ。。。」  と冷静に思う。

 

どうしよう。。。

 

緊急に飛び込んでも待たされるだけだろうし、 こんなに頻繁に子宮内膜が出てきてしまっているのに、歩けない。   

 

落ち付くまでは、ここにいよう。

 

と自宅に一人、トイレとベットを行き来する。

 

出血に気が付いてから、3,4時間くらい経っていただろうか、 うわ~!! だめだ、 止まらない!!  思わず口にするほど勢いよく体内のものが流れていくのを感じ、冷静さを失いそうだったとき、 つるん  と静かに大きな塊が出て行ったのを感じた。  痛みは全くない。  まったく どこも痛くない。 静かな 静かな 孤独な時間。。。

 

何が出たのかすくい出したものを手に取り洗うと、ちょうど鶏卵ほどの大きさの水風船のようなものだった。 黄色く透き通った卵のようなもの。  中は空っぽ。 薄黄色い透明な液体で満たされていた卵のようなものは、私の手の中でぱちんとはじけ、流れて行ってしまった。  この排水溝の行方は分からない。  少しでもきれいな水の中にあるようにと ジャンジャン水を流し続ける私。

 

私は、 赤ちゃんが育っていると思っていた私は 空っぽの卵を産んだのか?

 

終わってしまった、という予感と、 もしかして、双子のもう一人は残っているパターンかもしれない! などというすがりつくような思いとで、ひとり呆然とする私。

 

体から出てくるものがだいぶ減った後で 電話相談の窓口にかけてみると

「あなた、妊娠中に出血したなんて、そりゃあ絶対に診てもらわなくっちゃだめよ!! 」

と促され、歩いて病院の急患窓口へ向かう。  しかし、保険証が手元になかった私は、「お金 払えますか?」 と聞かれ、(確か30万円くらいだった気がする。もう覚えていないけれど) それは無理だったので、 医者に会えなかったとしてもここで相談に乗ってもらっているSocial workerに話をしたい。 と伝えると 内線で連絡を取ってもらうことができ、小さな待合の個室に通される。

 

いつもの担当さんとは別の若い女性が出てきてくれたものの、病院の受付の人と話してもらっても結局

保険がないんじゃね。。。。。

という結論に。

 

もう このさい どうでもいい。  待つのも疲れたし、生きているのも嫌になってきた。。。   

 

「もう じゃあ いいです。  帰ってもいいですか?」

と私から言い出すものの、さすがに 「それはまずい」 という感じで止められ、いろいろ調べてもらった果てに、健康保険申請中 という扱いで受診できることに。

 

事故で運ばれた急患がいるとかで、結局5時間ほどを急患の待合で待つことに。

病気はともかく、 事故ってんじゃねーよ。  と毒を吐きたいくらい長い待ち時間だった。

 

ようやく呼ばれた診察室で、問診と血液検査に内診、子宮頸がんのPapテストを受け 翌日のエコーの検査を予約して終了。(この時のPapテストが本当に痛かった。)

 

翌日のエコーの結果、子宮内は空っぽで、受精卵の異常によって起きた流産だったこと。  「1回次の生理を過ぎれば また妊娠を計画できます。 10人に一人の割合で、いやもっと多いかな? この流産はおこるものです。  喪に服す時間は人に寄りけりだけど、あまり気を落とさないように。」 と明るく話をされて帰宅した。

 

もしかしたら 感染症や激痛を伴う流産になっていたかもしれなかった出来事。

私は ずっと船酔いしている感覚があって しっかりつわりがあって 子供が育っていると信じていたぶん、ショックも大きかったけれど、大事に至らず、私に痛みを与えずにすっと旅立っていった 初めての妊娠という 貴重な経験を与えてくれた命に、そしてそれを守ろうと力を貸してくれた人たち、すべてに今でも感謝している。

 

忘れてないよ。

白い雲が映える青空に 静かに祈る。

自然流産  In Canadaー1

 

息子を授かる前の話。

 

まだケベック就労ビザしか持たない私が 健康保険に加入できるということさえも知らなかった頃のこと。

 

子父とお付き合いが始まり、でもうまく関係が築けないまま、くっついたり離れたりを繰り返していた時期のこと。

どうにかこうにか自分の気持ちを子父以外に向けようと 習い事をしてみたり、私なりに努力していたものの、職場で子父と毎日のように顔を合わせるから、忘れたくても忘れられないし、未練が尽きなかった私。

やっぱり信じられない!!

と踵を返したのは私だったのに、 そんな中、

「あれ?  そういえば、  生理が来ていない。。。」

まさかと思いながら 薬局で検査薬を買って自宅で試したところ、説明書の2分待ってという結果の窓が みるみる 陽性 のラインでくっきりと色づいていった。

 

子父とは 冷戦状態で、職場で必要な業務連絡にさえも差し支えるくらい 固く殻に閉じこもっていた私は、試すように

「妊娠しているみたい。 どうしたらいいの?」

と子父に無表情で問い、

「そんなこと、僕に言われてもね。」

と当然のごとく無責任な返事をもらい 途方にくれる。

 

一人で病院の窓口に向かい、なんとか検診を受けられないものかとTryするものの、

「保険ないんでしょ?   そもそも新患受け付けていないし。」

と断られ、途方にくれる。

町で一番大きな病院に行くと、受付に一人で留守番をしていた背の高い紳士が、私のつたない英語を聞いてくれ、もう事情を話すだけで涙が出てくる私に

「大丈夫!!心配しないで。   ここにまず電話してみるといいよ。」

と電話番号をメモして渡してくれた。

 

今度は優しさがせつなくて涙が出る。

 

泣きながらトボトボと自宅に戻り、手渡された番号に電話をかけると、相談に乗ってくれた係りの人が、町のSocial workerを紹介してくれ、担当者が自宅に訪問して詳しく相談に乗ってくれる運びに。

 

あ~、私は恋する相手を間違えたな。。。。。

 

窮地に立たされた自分を突き放す 子父に絶望。 慰めてくれた病院の警備員さんのような人を好きになっていたらよかった。。。。。 と思っていた。

 

紹介されたSocial workerのOfficeへ行くと、左手の薬指に大きなリング、子供さんが書いたと思われるクレヨンのイラストが壁に貼られていて、これからこの妊娠の行方を決めかねている私にはまぶしすぎた。

 

破れかぶれだった私は 産まない を前提に話を進め、紹介されたクリニックへ子父と向かい2人でカウンセリングを受けることになった。

 

エコーを見たDr.は

「胎嚢という袋がこれなんですが、ちょっと形がいびつなので、もしかしたら早い段階で流産してしまうかもしれません。」

と説明してくれた。  その診察の後で、子父がカウンセラーに話していた内容を私がカウンセリングを受けるときに聞き、自分の存在を全否定されたような気持になり、

では 中絶することを選びます

と言うと

「流産するかもしれないから中絶するって決めたわけ?」

とカウンセラーに責められる。

 

こんな両親の元に生まれても幸せになれないからです。

 

涙ながらに反論する私。

 

自宅に戻って一人、考えに考え、 果たしてそれは正しいのか? と自問自答を繰り返し、産もう。 という決意にたどり着く。

Social workerに 「産むという方向で進みます。 助けてください。」 とお願いし、そういったケースを扱う Social worker を紹介してもらい、家庭訪問の約束をしてもらう。

 

就労ビザで滞在中、低所得、独り身

 

そういった条件があったため、Social workerについてもらうことができたのだと思う。

担当してくれた女性は 私がケベック州の健康保険に加入できること、それにより医師の診察を無償で受けられることなどを調べてくれて、一緒に手続きをしてくれた。

 

本当はこういうこと、パートナーの子父にしてもらうべきだったのに、 2人の関係が破たんしていたから、赤の他人であるSocial workerに親身になって救ってもらわなくてはならず、情けなかったけれど、こうした仕事をしている人々に感謝の気持ちが大きくなった。 そして、カナダという国にも、さらなる愛情を感じた。

 

2へ

あたって砕けろ! と言われても。。。

砕けるくらいなら あたらない

というのが私の持論。

 

 

う~~ん 消極的だ。

 

 

でも、いいの。

石橋をたたいて たたいて わたる前に壊さないと 気が済まないのが 私だから。

好きだって、伝えちゃえば?  年内に。

好意をもたれて 嫌な人って 少ないんじゃないかな? 特に男性は。

 

(振られて)後々気まずい思いしたくないしな。。。。。

 

わからないじゃん、 試してみなくっちゃ!!

 

今は一緒にいて楽しい幸せで十分。。。。

 

ーーーー意中の相手が、身近な友人と恋人同士になったと人づてに知る。

 

 

あ、 そうか、彼氏 彼女になったんだ。。。。。。(いつの間に?)

あ~、一緒に3人でDisneyに行ったとき、すでに 付き合っていたんだ。。。

そうだよね、付き合い始めって 恥ずかしいしね、 彼 シャイだしね、U子のお父さん、厳しいもんね。。。。。

 

20歳の時に起きた、私のトラウマ的出来事。

 

 

 

 

いいダシ、出ます。 そういう役どころでは重宝されます。

 

ただ、私は選ばれない。

私が願うポジションにはつけない。

 

だから、 やっぱり この気持ちも

自分の中に ひっそりと。

 

 

 

言わなくてよかったよ   と悲しみと安心の入り交ざった20歳の私。

 

「報告 遅くなってごめんね。。。。。。。。OOちゃんも 彼のことが好きなんじゃないかって思って、なかなか言い出せなかったの。」

 

撃沈。

パンの温め直し。   蒸す

電子レンジを持たないで暮らしている家庭のお母さんが書かれた本の中で、パンをせいろで蒸しなおすと とってもおいしい と読んだことを思い出して、初めて蒸してみることに。

 

せっかくだから おいしく食べたい と温め直しにこだわったこのパン。

母が某デパートの全国の美味しいものフェア のような会場で衝動買いしてきた 一斤 1700円もする高級パン。

買ってきた当日、スライスして食べたとき、あれ?  という期待外れな感想が残ってしまった高級パン。

2日たっても残っていて、 でも1700円もしたのだし、いっちょ 最大限このパンのおいしさを引き出そうではないか!!!  と張り切って。

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これだけのために 蒸し器を出すのはおっくうなので、 フライパンに浅く水を張り、網を置いて。

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蓋をしたら 蒸気が作る露がパンにダイレクトに落ちそうだったので、慌てて 蓋とパンの間にキッチンペーパーを挟んで、1分ちょっと蒸してパンをふかふかに。

 

結果、パン生地の優しい甘さがよみがえって、本当においしく食べられた。

 

でも、、、 それでも私には1700円は出せないかな。。。

京都の料亭から来たパンなので、送料込みと考えたらば納得できそうだけど。

 

でも、おいしさをよみがえらせることができて、うれしかった。

私も パンを作ることを仕事にしていた時期があるから、作り手として「 一番おいしい状態で 召し上がっていただきたい!! 」  という願いや想いを理解できるから。