アスペルガーっぽいのに、自閉症なのに 人の感情に敏感な息子

いろいろな文献を読むと、自閉症を持っていると他人の感情を読み取ることが苦手になるという傾向がみられるようだけれども、息子の場合、反対に周りにいる人間にの感情にとても敏感に思える。

 

一緒に遊んでいたいとこが泣き出せば、心を痛めたように心配するし、私の母が私を責めればすぐにその場から去ろうとする。

でも、ただその場所、空間に流れている気のようなものに敏感であるだけで、人の感情に同情したり、共感したりというとこまでは実はまったくできていないのかもしれないけれど。。。。

 

私がイライラしていたら、すぐに「機嫌を直して!!」と怒るし、私が「こら!!何回言ったらわかるの?」と低い声で冷たく言えば背筋をピッとさせて「ごめん!!!!」と返す。

かわいいのが、私がうっかり息子の気に障るようなことをしてしまったとき(例えば息子は一人占めして食べるつもりで食べているおやつのクッキーなどを、断りを入れないで一つ貰ってしまったときなど)、ものすごい剣幕で怒り、大声を出す息子に「あ~、ママが悪かったね。 ごめんね。」と心の底から謝ると、食い気味で「いいよ~!!大丈夫~~」  とへへっと笑いながら許してくれる。

あまりにも許したくない場合でも、許してくれて「でも もうしないでね。」 と念押しもされる。  その言い方が そのまんま私の口調なので、下手なこと言えないなと日ごろの自分の所作を反省する。

 

育てたように 育ちます

 

という言葉は、本当かもねと思ったりする。ドキッとする。

 

ダメなことはだめだと伝えなくてはならない時、こちらの感情が荒々しいと 伝えるべきことはちっとも伝わらなくて、怖い思いをしたなという印象だけを残してしまう。

難しい。

 

話せばわかる息子ではあると思うけれど、やっぱり時々なんで?って理解に苦しむ癇癪を起したりもするから、そういった場面での対応は楽でない。

手は貸さないけれど口は出す私の母がそういうややこしい場面に居合わせると、

 

「わざと泣かせるようなことをするんじゃないよ」

とか、

(息子が食事をしていて自分で舌を噛んでしまって泣いた時ーーー完全な事故なのに、私が横について介助していたし見守っていたけれども防ぎようもない出来事だったのに)

「あんた、何したの??」

とすごい形相で私を責めに来る。

 

そこ、「何があったの?」 という言い方に せめて変えられないものか?

私が虐待しているようにみえますか?

 

たまに、息子が大声で自分の欲求をアピールする時、

「聞いてるから、おねがい、叫ばないで。 ばあばにママがしかられちゃう。。。」

と言ってしまう私。。。  一言余分なのはわかっているのだけれど、息子の行動をコントロールできない私をばあばが責めるんだよ。それがとっても苦しいんだよという内なる感情を 息子に聞いてほしくなってしまう幼稚な私。

 

「あんたが一度精神科で診てもらいなさいよ」

母にそういわれた年末。(お金がないからいけないけれど)

 

時々、本当に私は心が悪くてダメかもしれないと思うようになってきた。  母の前では 「精神病だって思われないようにしないと」 と気を付けながら過ごすから、妙に疲れるし。

 

育て方が悪いから 息子が変な行動をとる  という母の意見を、スルーしていても 時々「そうかもな。。。私みたいなのが子供を育てたら、まっすぐに育つものも育たないんだろうな。。。。。」 と落ち込む。

 

「反抗期になった時に 手も当てられなくなっって困るのはあんただからね!!」

と言い捨てられると、その言葉が呪いのように思われる。

 

身から出たさびは、きちんと自分で受け止めるけど、、、、今精一杯やってるつもりなんだけどな。。。

私はアレルギーかも?  りんご エビ

りんごを食べたときと、エビを食べたとき、耳の中がかゆくなって喉がイガイガかゆくなる。

 

35歳を過ぎたころから感じるようになった体の変化。

 

カナダでは冷凍食品のコーナーに、甘えびみたいなものが円形に盛り付けられた

カクテル シュリンプ

という商品が売られている。

 

たまに無性にエビが食べたくなって、その甘えびに見えるエビをスーパーで買って一人で食べたりしていたのだけど。  量を食べすぎなのか? 食べてしばらくすると喉がかゆい。  耳の中までかゆい。

 

息ができなくなるとか、重篤な症状はでないけれど、

なに?突然かゆいかゆい!!

と 自分でもびっくりする。

 

やばいくらい反応する前に、控えようと、なるべくりんごやエビは食べないようにしているけれど、もともと好きなので、おっかなびっくり食べてしまうことがある。

天丼のエビを一口、、、、、、  かゆ~い!!!  でもおいしい~!!! 

といった具合。

 

お正月の頂き物の 冷凍の尾頭付きのエビを スパゲッティーのソースにしようと調理しているとき、くちばし?みたいなエビのとがったところで掌をちくっとさしてしまって、いててって思っていたら、そのちくっとした場所がぶあっとかゆくなって赤くはれてしまった。

 

これは 体が反応しているに違いない。

 

エビ、好きなんだけどな。。。。

食べられなくなってしまうと悲しい。

 

昔  そばアレルギーをもってるという知人が

「具合悪くなるから そば食べたいとも思えなくなるから、辛くはないよ。」

と話していたけれど、私はエビが食べられないとなると つらい。

 

Facebookの創始者が、研究に投資してくれて、そのうちすべての食品アレルギーがなくなったらいいのに。

エビ りんご のみならず、小麦やたまご、ナッツに反応出ちゃうよってことで 日々苦労されている方々はきっと本当にたくさんいるはず。

 

心配から解放されたい。

子育てに疲れてしまったら

お気に入りの動画に夢中になっている息子を膝にのせて、半ば呆然としながら、

(もう呆然とするくらい行き詰まった心境で)

 

ぼんやりと 40年後を想像してみる。

 

息子43歳、私(生きていられたら)79歳

 

79歳の私には、43歳の息子をこうして膝の上に抱えていることはできない。

息子が触れられるほど近くにいてくれるかどうかさえ分からない。

きっと、一緒に過ごす時間さえ持つことが難しい。

 

そんな79歳の私からしたら、この今の時間はなんてすばらしいのだろう。

なんとしてでも、もう一度感じたいぬくもりだろう。

 

今 ここにある幸せ。

 

自分の両親にも、30秒もあれば話に行けるし顔も見られる。

息子は「ママのことだ~い好き!!」 と言ってくれる。

自分の体に痛いところはない。自分で歩ける。

 

ああ、見失っていたね。

これを感謝できなくて、どうして幸せになれるというのか?

 

そんな気持ちに帰ることができる。

 

今しかできないことを、今全力でしておかなくっちゃ。

今ある最高の幸せを感謝の思いでもってかみしめなくては。

 

まだまだ小さな息子をぎゅっとだきしめて、うんざりされながら気を取り直す私。

 

余裕がなさすぎて、ごめんね。

 

でも、今気が付いてよかった。

 

好きな人に、好きだって伝える??

家族や友人なら、もう惜しまず恥ずかしがらず、言っちゃいなよ!!!と思う。

毎日はできなくても、誕生日なんかの折にはカードに書いたりして、はっきり、遠回しでもきっと伝わるから大丈夫、伝えなくちゃ。

 

友達や同僚の、いいなと思うところなんかも、私はよく本人に直接言ってしまいたくなって、言う。

 

「OOちゃんって、機敏に正確に作業できるよね、頭の回転も速いし。すごいと思う。」

 

とか、

 

「OOちゃんが書く字がとても好き!」

 

といった具合に。

いいなと感じたことは、そう思った気持ちを本人に伝える。  

案外 自覚がないことが多くって、

「え~!? そお?  初めて言われた!」

とか、

「そんなことないよ~。(照れる)」

とか、

「いや~嬉しい!! そおかな?」

とか、かわいらしい反応が返ってきて、さらにこちらの気持ちが幸せになったりする。

 

 

素敵だと思うことは、伝えたい。伝えても、差支えないはず。

 

 

ただ、、、、これが異性、しかも思いを寄せている相手となると

「あなたのことが、好きです。」

とは、言いにくい。

 

差し支えることだってあるだろうし。

でも、根拠もなく 漠然と好きだという想いがあふれてくるのが恋心。

告白 って、すごく独特な日本の恋愛における文化だと思う。

 

告白したことも、されたこともない私は、憧れで終わりっぱなしの10代 20代を過ごしてきたから、いまだに 告白っていうことが、ものすごい大きなラインに思える。

 

告白 というラインを超えた先の未来には、自分の気持ちを知ってしまった 好きな人がいて、、、、知られる前と後では絶対に何かが変わっているはずだから。

 

そろそろ バレンタインデーの雰囲気があちこちに。

 

日本における、女子が告白する(もしくはどさくさに紛れて、相手の反応をチェックする)一大イベント。

クリスマスやハロウィーン同様、不思議な独特なイベントに仕上がって定番になっているけれど、楽しいんだから、いいか?

私は、ホワイトデーのシステムが苦手で、もうバレンタインデーは日本の方法ではやりませんって決めている。

 

カナダのように、お花を受け取ることに憧れている。

 

 

息子に初めての 哺乳類のペット。

ハムスター。

 

私は小鳥がほしかったのだけど、くるくる走るハムスターがかわいくて、どうしてもハムスターを譲らない息子。

ジャンガリアン ハムスターの男の子が 息子の初めての 哺乳類のペットになった。(お年玉に感謝!!!)

 

手を洗う回数が増えて、息子の手まであかぎれがちらほら。 今年の冬の寒さは 久しぶりに冬らしくって、いいんだけれどあかぎれがつらい。。。

 

温暖な静岡にも、本当に珍しく雪が舞った1月にやってきたハムスター。

なにか雪にちなんだ名前を付けたいなと思っていたものの、息子の意見は

 

Mice

 

マイス。。。。1っぴきだけど、複数形で呼んじゃう??

 

My Mice!

と、息子がうれしそうに呼んでいるから、まあいいか。

 

あなたのペットは?

ハムスター

ハムスターの名前は?

マイス

かわいい?

かわいー。

 

時々、手の中で動くハムスターに

この小さなおててが かわいい

とうっとりしている息子を見ると、幸せな気持ちになる。

 

 

しかし、ネズミって害虫として扱われたりもする生き物なわけで、、、、、、ときどき害虫と戯れて喜んでいる息子、という妙な目線で見てしまうと、それはそれで滑稽で笑える。

 

小さな小さなハムスターは愛らしくって、命そのもの。

生き物を慈しむ心を、3歳ながらきちんとはぐくんでもらえたらうれしい。

小さな体で、精一杯生きて、命の輝きを見せてくれるMiceに感謝。

幸せな気持ちになれる夢

新年を迎えてから、すでに2度もみている。

その夢を見た次の日は、なんだか嬉しくて、幸せな気持ちで心が浮かれていられるような、甘い夢。

 

 

現実には、起こりえない甘さなだけに、せっかく見られた甘い夢の余韻を思いっきり楽しむ私。

 

ママチャリで移動中とか、自分の考え事ができる隙に 夢で見たシーンを振り返って

「あ~幸せ!!!!!」

と、カゲロウのような夢のなかで起きた幸せな瞬間を楽しむ。

 

脳は、想像か、現実なのかは区別できないといわれます。レモンを食べなくたって想像しただけで口がしゅっとすっぱくなる。 それと同じで、きっと幸せな想像でも、脳は今とっても幸せだと判断するはず。

 

なんか、そんな脳の勘違いが、自分を本当に幸せにしてくれるから、その夢で見た幸せなシーンが実現しなかったとしても別にいいやって思う、今の私は。実現したら最高に嬉しいけど。  しなくてっも、これだけぽわ~っと舞い上がれたんだから、十分!

 

今夜も、夢で会いたいな。

自閉症と診断されたものの、いまいちその傾向にずれがある息子

自閉症について、息子についてもっと理解を深めようと自分で本を読んだり、ネットで検索する日々。

 

でも、調べれば調べるほど、「本当に息子は自閉症なのだろうか? 違う気がする。。。」 と頭が困惑する。

どちらかというと、アスペルガー症候群の特徴に当てはまることが多い気がする。

自閉症の特徴はアスペルガー症候群に似ていると言われているから、診断が間違っているということはなさそうではあるけれど。

 

あまり文献にこだわって息子を見ないほうが良いのかもなと思う反面、もっと知りたいの意欲が。

 

事情があって、今週は役場に息子を連れて出向く機会が多く、今日などは私が受付で話を始めた途端

私と役場の担当者の顔色を見ながらふざけたようにぐるぐると走り回り始めてしまった息子。。。。。。

危ないからと手をつないで私の傍に寄せたら地面にひっくり返って大の字に寝てしまうし。   いつものことながら、初対面の人が「なんだ?このこどもは??」 とびっくり仰天、ドン引きしている顔をするのが辛かった。。。。

周りに居合わせた人たちの視線も痛いのなんの。

 

仕方がないんです。  誰も悪くないんです。。

 

と心の中で頭を下げるしかない。。。

 

こういう 慣れない場所で、初対面の人とママが話をしている  という状況が一番苦手だと思われる息子。  危ないし、負担になるからできればお留守番を頼みたいところなのだけど、「ばあばとお家で遊んでいてね」 と話すと ものすごい勢いで泣きそうな顔をしながら「ママと一緒がいい~!!」と訴えるので、ならばと社会経験だと思いながら息子を連れて行動しているけれど。  くるくるが始まった瞬間

「だから嫌なんだよ」

とか、心の中で思ってしまう。。。。。

 

息子を責める気持ちなど全くないのだけれど、それでもやっぱり制御不能な壊れ加減の息子を、大勢の見知らぬ人の冷たい視線の中 なんとかしなくてはと焦る時間は しんどい。

 

今日は、係りの女性の前で用紙に記入しなくてはならなかったとき、その書類をいたずらしたくて暴れる息子を 係りの女性は上手にあやしてくれて、あやし方がとっても上手なのに息子があまりにも 聞く耳持たず  だったので、こっそり

「ちょっと特殊な性格で。。。」

とその女性に伝えたら、

うん、うん、そっか、大丈夫

という顔で、さらに上手なアプローチで息子の気を引いてくれて 感動した。

 

おかげでなんとか書類もでき、女性にお礼を言いそこを去ろうというとき、息子が椅子の下に潜り込みふざけるふざける。。。。

 

この 一見ふざけている行動が、きっと息子が心と頭で不安や困惑している自分を落ちつけたくてとっている行動なのだけれど、事情を知らない人には とんでもなく厄介な悪ガキ、困らせ屋に映ると思う。

おやおや  という感じで女性が息子を椅子の下から起こそうとしたところ、抵抗して体を硬直した息子は椅子の足に膝を打ち付けたようで、突如大泣き!!

痛い!!

と泣き喚くから、係りの女性は「ごめんね、痛かった?」 とあたふた。

いたたまれない気持ちになって、息子を落ちつけながら女性に

この子は自閉症があって、こういった場面がとっても苦手で、こういう風な反応をしてしまうんです。。。

とこっそり告白。

「そっか、そうだったんだね。頑張ったね!!  よく頑張ってくれたね」

と息子を褒めてくれた係りの女性。

 

大きな心で接してくれる その人柄の暖かさにとっても救われたよ。

 

今日はありがたい対応に恵まれて、本当に感謝。

 

こういう 息子の苦手な場面も、いつか慣れて上手にこなせるようになってくれたらいいな。 きっとそのほうが 本人が生きていきやすいはず。

今は そうなるには どうするかを まだまだ模索中。